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頑張れ!インディーズ File48

頑張れ!インディーズ File48

当コーナーのライブでライブデビュー 聖−hijiri−


Photo By スポニチ

 “癒し系ポップシンガー”として昨年3月にデビューした、関西出身の聖−hijiri−。1月に初のミニアルバム「Dear…」をリリース、3月には「頑張れ!インディーズ NARIAGARI LIVE PART2」で本格的なライブデビューと、着実にキャリアを積み重ねてつつある。優しく包み込むようなビジュアルに男性ファンも多いが、女性にも「聖の歌に共感してもらえれば嬉しい」と、性別を超えて聞いてもらえる歌手が大きな目標だ。

甘い歌声でリスナーの心を包み込む癒し系シンガー


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 川から大海へ。聖にとって07年は、長い航海への実質的な旅立ちとなる年といえるだろう。1月24日に出たミニアルバムでは、初めて作詞作曲に挑戦。「基礎が出来ていないので、まだまだ勉強」と苦笑するが、大切な人を心から励ます「Gift」、日常の何気ない幸せをかみしめる「Essence」は、緩やかな時の流れを感じながら聴ける、まさに癒し系の曲。最初のアルバムだと、力んでいろいろなタイプの歌を歌おうとして、テーマが分かりにくくなってしまいがちだが、自分の特徴をしっかりとらえた上で歌っている。癒しを求めている聞き手にとっては、甘い歌声とともに心に染み込む。

誰かの支えになるような、届くような歌を作っていきたい


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 子供の頃から音楽がそばにあった。実家は大阪のレコード店(今はCDショップとした方が正確か…)。「音楽が身近に溢れていた不思議とのめり込まなかった」と振り返るが、音楽に共感する下地は備わっていた。

 音楽の勉強をしたいという弟と共に、専門学校へ行った時のことだった。在校生が奏でる音と、人に訴えかけるようなボーカルに魂を揺さぶられた。「人の声の力って、心を動かすんだ」。涙が出るほど感動した、そのままの気持ちで歌手を目指した。あれから5年近くが過ぎた。今では自分の日常の風景、思いから歌詞を書き溜め、曲を作るためピアノにも向かう。「最初は人には言えない自分の気持ちを綴っていたが、歌い手となった今は誰かの支えになるような、誰かに届くような歌を作っていきたい」。プロとしての自覚は十分。あとは経験が必要となってくる。

アイドル路線ではなく、歌で勝負するシンガーに


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 イベントやインストアライブには慣れたが、ライブハウスで自分の時間をもらい、みずからの責任でステージを作ったことはまだない。「話が出るたびに、呼吸困難になりそうで」と3月8日の原宿RUIDOでの「NARIAGARI LIVE PART2」が近くなり、緊張している様子。同時に、これを乗り越えなければステップアップは望めないことも十分承知している。

 ミニアルバムには映像特典としてDVDも付いており、その中のプライベート映像ではひとりの女の子の素顔がそのまま出ていて、アイドル歌手のようでもある。だが、その路線ではなく、“癒し系ポップシンガー”として、歌で勝負する道を歩んでいる聖が今後、どういう花を咲かせるのか、急がずに長い目で見てみたい。

   

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