頑張れ!インディーズ File26
優しい風を受けて舞い上がる羽のような歌声
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Eyes’
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5月17日に初のミニアルバム「feather vose」(フェザー ボイス)をリリースした、Eyes’。タイトル通り、軽やかで優しい風を受けて舞い上がる羽のような歌声は、梅雨の合間に出る太陽に似て心地よい。曲のイメージからは想像しにくいが、とても芯が強い23歳の九州女。メジャーよりまずは「ストリートの女王」を目指し、前へ前へと進んでいる。
もしかしたらモー娘。にいたかもしれない!?
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Eyes’
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もしかしたら、今ごろモーニング娘。にいたかもしれない。「中学の時にオーディションを受けて、最終選考まで行った。親に反対されて……」。日本中にその名前が知れ渡る、絶好のチャンスだったが、今となってはいい思い出。後悔は全くしていない。「目指している路線が違うと思う。聞いている人に心地よいと思ってもらえる音楽を届けたい」と、選んだのは、ストリートから一歩ずつ目の前の階段を自力で上ることだった。
小柳ゆきに大きな影響を受け、オーディションを受け続けながら模索した歌手への道。横浜、埼玉…原点のストリートで自主制作したCDを自ら売ってファンの支持を拡大、そして1年半かかってたどり着いたのが、6曲入りミニアルバムでの全国インディーデビュー。アルバムはEyes’の所信表明ともいえる、思いの丈がぎっしり詰まったものだ。
Eyes’を描いたジャケットは曲のイメージそのままのさわやかな雰囲気で、インディーズではあまり見かけないタイプ。“ジャケ買い”率が3割近いというのもうなずける。
歌うときは聞いてくれる人のEyesを見る
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Eyes’
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「誰かと比べるより負けない何かを この手の中に握りしめて 信じてみよう 私だけの光を放つ その日見つめて」。「With you」に綴られている詞は、リスナーへの人生への応援メッセージであると同時に「自分を奮い立たせるためでもある」。「詞を書くのは決して得意ではない」というが、生み出される言葉がどれも自然な想いを加工することなく、もぎ立てのままぶつけているという感じがする。多少荒削りだが、人工的でないため、ストレートに伝えたいことが胸に迫ってくる。
Eyes’という名前が示すように、「歌っているときは聞いてくれる人の目を見つめて歌う」のが基本的スタイル。「人と人とのコミュニケーションは目と目を合わせること。それでなければ伝わらない。嫌われても、驚かれても視線はそらさない」。うなずいてくれる人もいれば、オドオドしてしまう人、力強く見つめ返す人、反応はさまざまだが、それでいい。ひとつひとつの反応こそが、キャリアを重ねていく上での糧になるからだ。
家族同然のファンの支えがあるから…
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Eyes’
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視線にこだわる中で、女性の視線には特に敏感だ。「女性は同性に対する見方が厳しい。極端な話、女性に出来るだけ多く聞いてもらいたい」と断言する。挑戦的にも受け取れるが、自分なりのスタンスを持っているからこそ、同性に共鳴してもらえる自信を持っているのだろう。
たった2人しか聞いてもらえなかった、最初のストリートライブから、今では家族同然ともいえるファンクラブの会員は約40人。全国各地からライブがあるといえば、手作り弁当で駆けつけ、雨が降ってストリートができないと困ると言っては、会場を探してくれる、メジャーのミュジシャンでは難しい“われらのEyes’”という意識がファンの間には強い。Eyes’自身が自分の曲、人生から目をそらさずに進み続ける限り、聞く人の視線は彼女に注がれ続けるに違いない。
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