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頑張れ!インディーズ File45

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豊富なキャリアで日本を代表するEMOバンド「DRUMKAN」

DRUMKAN
Photo By スポニチ

 バンド結成13年目となる、日本を代表するEMOバンド「DRUMKAN(ドラムカン)」。昨年10月には「最高傑作」と言うほど自信作のアルバム「AS LIFE」をリリースし、さらなる進化を遂げた。米国を中心とした海外での活動も充実し、豊富なキャリアに裏打ちされた、完成度の高い音楽のファンは多い。

「バンドの形としては、今が一番いい状態」

DRUMKAN
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 背伸びせず、同時に小さくまとまらず。新譜の「AS LIFE」に込められた思いは、その言葉の通り「等身大」。国内での活動はもとより、当初からの海外での活動も継続。今年も米国、オーストラリアでのツアーを計画中だ。

 95年に結成。オリジナルメンバーは、ボーカル・ギターのツガハラ サトシのみ。現在のメンバーである、ミナミ ジュンペイ(ドラム)、ヨコミゾ ヤスノリ(ギター)、スナガ ヒデユキ(ベース)の4人編成になったのは昨年から。それでも“大人のバンド”ゆえに、不安はない。むしろ「バンドの形としては、今が一番いい状態」とツガハラは、長い歴史の中で、これまで以上の手応えを感じている。

 無理せず、自分たちのペースを守る、等身大の姿勢を維持しながら、バンドは日々進歩。「AS LIFE」にそれがはっきりと表現されている。

日本語のメッセージとメロディーの変化

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 ここ数年と大きく変わったのが、歌詞を日本語にしたこと。「前々回、前回のアルバムの歌詞は英語だった」とツガハラ。新メンバーの要望もあり、新たな挑戦という意味を込め日本語でメッセージを伝えることになった。

 かつてツガハラが描く世界は、映画や書物などに影響されていたことが多いという。映画でいえば、北野武監督。「HANABI」の世界をモチーフに作品を生み出したこともあった。最近では日本語で表現することと聞き手が共感しやすいよう、「自分の身近で起きたことを詞にすることが増えた」。車の運転中、流れる風景を見つめながら、歌にしたい世界が広がることもしばしばだ。

 音の毛色も変化しつつある。かつては「ハードコア色の強いものだったが、キャッチャーなものに移っている」(ミナミ)。音楽に対する考え方が180度転換したわけではない。経験を重ね、ステージを重ねていった結果、導き出されたもの。「AS LIFE」は、米ケンタッキーで約1週間という時間的制約の中で制作されたが、質のいい絹のような肌触りがある。国内では続々とEMO系の若手バンドが結成されている中、手本でありながら、簡単には届かないと思わせる存在感を示している。

海外人気バンドを招へいしたイベントも

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 MAE、Daphne、ELLIOTTなど海外人気バンドを招へいし、イベントを展開する積極性も健在。彼らの音楽に接するたび「演奏のうまさより、パワーという点で超えられない壁がある」とメンバーは痛感するというが、それが刺激になっているのは確か。ツガハラは言う。「だからといって、それで納得してはいけない」。等身大の自分=今の自分を見つめつつ、DRUMKANの進化はこれからも続いていくに違いない。

  

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