頑張れ!インディーズ File46
アメリカのロックバンドのアルバムからとったバンド名
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Dizzy up the girls
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07年はより高いステージへ、を合言葉に活動する4ピースバンド「Dizzy up the girls(ディジー・アップ・ザ・ガールズ)」。バンド名はニコラス・ケイジ主演の映画「シティー・オブ・エンジェル」の主題歌が収録されたGOO GOO DOLLSのアルバムタイトルに由来する。ロックでありながら、ベースに70年代から80年代にかけての、フォーク、ニューミュージックの香りが漂う、聞き心地のよい曲が広く支持される日もそう遠くないだろう。
下北から飛び出し…新宿ロフトへ進出
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Dizzy up the girls
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今年は本拠地を飛び出し、アウェーでの戦いに臨む。「拠点は下北沢。1年ほどやってきて、知名度が広まるのは比較的早かった。次のステップという意味で、ここから飛び出していろいろな場所で挑戦してみたい」。ボーカル、ギターの国分祐(27)は、温室から寒風吹きすさぶ外に出て、バンドがどれだけやっていけるのかを試したい気持ちであふれていた。2月から3ヶ月間、自主イベント「ロマネスク」を展開。3マンライブを行い、ラストとなる4月は下北沢ではなく、新宿ロフトでのステージとなる。
無鉄砲に飛び出していくのではない。裏付けはある。05年2月から11ヶ月連続で「100円CD」を発売し、コンスタントに売れた。「体力的にめげそうになったが、下北沢に集まる人を味方につけたかったこともあって、これからのためにもいい勉強になった」。99年、国分とともにバンドを結成したギターの大平真五(26)の言葉には、常に目標をもって進み、それを成し遂げてきたという自信がにじみ出ている。多くのバンドが集う下北沢だが、「Dizzy…」が認められるのに、そう時間はかからなかった。
底力と、所々に感じさせる懐かしさ
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Dizzy up the girls
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居心地はいい。しかし、止まっていることはできない。最大の目的は「Dizzy up the girlsを続けていくこと。できれば死ぬまで」とする以上、進化していかなければ意味がない。「恐らく、今より大きなハコ(会場)でやれるようになっても、納得はなかなかできないでしょうね。常により上へ上へという考えですから」と国分。詞にしても曲にしても「メンバーの全員が納得しなければ、生まれない。妥協はない」と言い切る。発展途上であるには違いないが、貪欲な姿勢は未来を切り開く最大の原動力になっている。
底力があると同時に、所々に懐かしさを感じる。昨年8月にリリースされた3rdアルバム「Asylum」は、それを象徴した7曲で構成されている。紛れもない正統派のロックの中に、アコースティツクの曲も混じり、30代、40代が耳にしても違和感がない。
国分が「子供の頃に聞いていた」、小田和正や財津和夫のチューリップの影響が時々顔をのぞかせている。国分自身、ステージでは独りで弾き語りをする。
エルレとも対バン「刺激になるというより、とても悔しい」
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Dizzy up the girls
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過去に共演した中には「ELLEGARDEN」「ARTSCHOOL」など大きな飛躍を遂げたバンドもいる。「刺激になるというより、とても悔しい」と正直な気持ちを国分は吐露した。ドラムの中川亮(26)、05年に加入したバンド最年少のベース、市本寛弥(22)は言う。「最高の思い出はこれからつくる」。前へ、前へ、そしていつか頂点へ。バンド結成9年目の07年も「Dizzy up the girls」の疾走は続く。
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