頑張れ!インディーズ File21
8年間の想いを詰めた自信作で、ついに全国へ
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B−STONE
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ハスキーボイスとハーモニーが売りの女性R&Bデュオ「B−STONE」が5月20日発売のミニアルバム「Aiuta」で全国CDデビューする。8年のキャリアの「すべてを出した」と断言する自信作とあって、収録された6曲の完成度はどれも高い。耳になじみやすいメロディーと「韻」にこだわったという歌詞は、出身の山形弁で納得するまで議論を交わして作り上げた。2人と同世代の20代の女性だけでなく、R&Bに親しんでいない人にも心地よく聞こえるはずだ。
同世代の女性、男性が共感できる恋愛観
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B−STONE
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いつもはシャイなMIWAとのんびり屋のHIROMIが醸し出す、愛についての6編。
恋に落ちた女性の燃え上がる感情を抑えることなく表現した「CRAZY LOVE」、そばにいない男性との約束を信じ続ける切ない気持ちをつづった「愛歌」。「Oh!No!」では愛想をつかしているはずの男と別れられない複雑な心境を吐露した。男女が織り成すそれぞれの物語をR&Bにのせて送ることで「同世代の女性に共感してほしい。できれば、男性にも共感してほしい」と強調。歌詞は2人が歩んできたこれまでの経験がベースになっている部分が多いという。
曲作りからレコーディングまでわずか3カ月。タイトなスケジュールだったが、「出来には満足している」と声をそろえた。納得がいくものを世に放つまで、長い間もがき、勉強したからこそ胸が晴れるものを生み出したという自負がそこには感じられる。
頭で描くイメージと現実のギャップは松田聖子で埋まった
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B−STONE
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「Aiuta」が誕生するまでの道のりは平坦とは言えなかった。5年前の夏、約1カ月半ニューヨークに滞在。「街全体にリズムがある。音楽であふれていた」(MIWA)と、本場のブラックミュージックを肌で感じたことで、作りたい音楽がはっきりした。しかし、収穫があったと同時に、未成熟な自分という現実に気づかされた。「方向性は分かったが、経験が浅く、どう踏み出していいか分からない」(HIROM)。頭に描いている曲と現実に作った曲とのギャップに苦しんだ毎日。すべてを投げ出して楽になりたいとも考えた。
現状打破の1つのきっかけは、かつては見向きもしないものの中にあった。MIWAは言う。「松田聖子さんに学びました」。
R&B以外絶対に聞かず「マニアックだった」2人が、ラップやJポップなど幅広い分野の音楽を意図的に耳を傾け、吸収できるところはしようという意欲を持った。松田聖子だけでなく、桑田佳祐、ミスター・チルドレンなどメガヒットを飛ばしてきたアーティストから得たヒントは多かった。歌詞では「韻を踏むことの大切さを知った」とHIROM。持ち続けてきたこだわりを一度壊して再構築したB−STONEの音楽は、独りよがりに陥らず、ジャンルの壁を越えて多くの人に受け入れけられるヒット曲を生み出す上での基本が備わっている。
聞く人を酔わせる歌でメジャー進出へ
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B−STONE
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B−STONEというネーミングは、2人の名前の漢字にある美(beautiful)、黒(black)、石(stone)を組み合わせによるもの。「黒くも美しい石」は別名「麻薬」との意味もあるとか。「聞く人を酔わせるようなものを歌いたい」。虎視眈々とメジャーへの進出を狙う2人の視線は力強かった。
≪B−STONEへ5つの質問≫
Q 結成のいきさつについて。
A 地元山形でそれぞれダンス、歌の活動をしていたが、当時は顔見知り程度。双方別々に上京後、偶然渋谷で再会し、意気投合して98年8月に結成。東京・池袋を中心にライブ活動を行う。
Q 目標としているアーティストは?
A 共にAALIYAH
Q 苦しいことは?
A アルバイトをしながらの音楽活動なので時間もお金もギリギリ。早く音楽だけで生活できるようになりたい。
Q 2人の仲は?
A 仲はいいです。8年間一緒にやっていますが、ケンカらしいケンカはしたことがありません。互いに近所に住んでいますが、週に2日は練習、ミーティングをしています。
Q 今後の目標は?
A メジャーで活躍したい。もっともっとクオリティーの高い音を作れるようになりたい。クオリティーの高いSHOWをお見せしたい!
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