頑張れ!インディーズ File43
頂点に立つその日まで止まらない!auncia
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auncia
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間もなく結成1年を迎えようとしている、ビジュアル系ロッグンド「auncia(アンシア)」。スペイン語で「絆(きずな)」を意味する単語の前に、物事の始まりを意味するaを付けて、バンド名にした4人組は週イチペースのライブで多忙な日々を送っている。3月にはミニアルバムのリリース、ワンマンライブと初モノが続くが「まだ納得いかない」と、頂点に立つその日まで、走り続ける。
ステージを見に来るお客さんのために…独自の世界感
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重厚な、腹の底に響くようなサウンドに乗っかって出てくる詞は幻想的でさえある。aunciaのドラム、hikariはその世界を「もしもロック」という言葉でくくった。「もしも朝起きてブタになっていたら、とか、もしも人魚が人間に恋をしたら、みたいな例え話が多い」。9月リリースのマキシシングル「花色」に収録されている「pig telling」はまさにその世界。「迎えに来たはずの彼女も 僕もみんなブタに変わってたんだ」――。
コミックソングなのか?そうではなさそうだ。女性と見間違うほどのメークをするのも、独特の歌詞を並べるのも「メークにしても、音楽にしても、お客さんは普段と違う世界として、ステージ見に来ている。普通なら、ステージで音楽をやる意味がない」という主義から出たもの。インタビュー中に冗談連発だったが、考え方には4人の一本筋の通った共通性があった。ファンは女子中高生が中心。「男性ファンがいるとうれしい。増やしたい」(ベース、youske)。
年間52本目のライブはワンマンライブで
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週イチペースでライブを行い、年間計52本が1つの目標。それも残り10本強で、ゴールテープがかすかに見えてきた。「52本目はワンマンライブで」とボーカルのTATSUKI。ミニアルバムも同時期に出すことになりそうで、結成1年目にしては順風満帆、ホッと一息という雰囲気になりそうだが、4人にとってそれは単なる通過点にしか過ぎないようだ。
「1本のワンマンで止まっているわけにはいかない。ワンマンがどんどんやれるようになるのが第一目標。それでも納得しないと思う。もっと上を目指しているから」とTATSUKIは言い切る。hikariはさらに言う。「納得してしまったら続けられない」。
武道館でやりたい!今は夢かもしれないけれど、いつかは現実に
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挑戦的な言葉の向こうに見据えるのは、メジャーの音楽シーン。「好きで始めた音楽。それを仕事にして、さらにたくさんの人に聞いてもらえたらと思う。そのためのメジャー」とyouske。最近は、無理せず、楽しく、自分たちがやりたい音楽をできれば、メジャーでも、インディーズでも…という姿勢のバンドが多い。その考え方の良し悪しは別として、aunciaには見た目とは違い、とても男っぽさを感じる。人は見た目が何割とかの本がベストセラーになったというが、やはり格好だけではその人間の魂は見抜けない。
大きな目標のために「活動のペースも人の倍の早さ。音楽もそれなりのものを出していかないと」と話すギターのJINだけでなく、4人の疾走は止まらない。年末も忙しく、20日以降も池袋、浜松、渋谷で計4本のライブが入っている。「恥ずかしいけど」と前置きをしながら、4人がしっかりした口調で言った。「武道館でやりたい。今は夢かもしれないけれど、いつかは現実的な目標になるようにしたい」。07年はauncia(アンシア)にとって、助走から大空へ飛び立つ年になりそうだ。
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