TBS土曜夜「Nキャス」たけし後任に三谷幸喜氏、4月から“60歳の新たな挑戦”情報番組初司会

[ 2022年1月19日 05:31 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(60)が4月からTBS「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜後10・00)の総合司会を務めることが18日、分かった。3月いっぱいで番組を卒業するビートたけし(75)の後任。同局の安住紳一郎アナウンサー(48)とタッグを組む。

 たけしの卒業を受け、同局が白羽の矢を立てたのは希代のヒットメーカーだった。三谷氏は情報番組の司会は初挑戦。スポニチ本紙の取材では、局側の依頼を熟考した上で快諾。関係者は「たけしさんの後任という重みのある役目。深く考えられた結果“60歳の新たな挑戦”として引き受けることを決断されたようです」と説明した。

 三谷氏は映画「ラヂオの時間」、ドラマ「警部補・古畑任三郎」などの作品に代表される喜劇作家。放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、コメディー要素の強い脚本が視聴者から好評を得ている。また、俳優やコメディアンとしても活躍しており、知名度も抜群だ。同局関係者は「物事の捉え方や目のつけどころが独特。多様な分野のニュースについて、ユニークな視点からコメントしていただける」と期待を寄せる。

 タッグを組む安住アナは旧知の仲。過去に同局のバラエティー「ぴったんこカン・カン」などで共演し、互いの連絡先も知っており、息の合ったやりとりが見られそうだ。一方で、三谷氏は出演番組で台本通りではなく自由な振る舞いを見せることも多い。安住アナにとってはたけしに続く“難敵”となりそうで、そのかじ取りも見どころだ。関係者は「生放送でどのような化学反応を見せるのか、期待してほしい」と語る。還暦の新たなスタートに大きな注目が集まりそうだ。

 ◇三谷 幸喜(みたに・こうき)1961年(昭36)7月8日生まれ、東京都出身の60歳。日大芸術学部卒。大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成。90年代からテレビドラマの脚本家として活躍。主な作品は「王様のレストラン」、NHK大河ドラマ「新選組!」「真田丸」など。映画監督としても「THE 有頂天ホテル」「ステキな金縛り」などがヒット。

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