志らく ネット上の誹謗中傷に持論 “お前らコメンテーターだって”の声に「我々は批判してる」

[ 2021年10月21日 13:40 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が21日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。インターネット上の誹謗中傷について言及した。

 番組では、ヤフーがヤフーニュースのコメント欄への書き込みについて、誹謗中傷対策を強化すると発表したことを取り上げた。強化策として人工知能(AI)などを活用して人を傷つけるコメントを探し出し、投稿を繰り返す利用者に従来より強い表現で警告する。違反コメントが一定数に達すると、その記事のコメント欄全体を表示しなくする機能も新たに導入。違反投稿を繰り返す利用者には「コメントの投稿ができなくなる可能性がある」との警告を出す。悪質な違反者を投稿停止にする措置も厳格化する。

 志らくは、誹謗中傷について「昔は便所の落書きみたいな所にしかそういうのはなかった」とし、「今はありとあらゆる所でそれが当たり前になってしまったんで、人間ってなんて醜いんだ、こういうやつがいるんだって浮き彫りになってきたってことでしょ」と指摘。そして、「メディアも良くないところがある。炎上するなんてほんの1%。ごく一部の人がワーッとやっているのが、まるで世間の声のようにドーンと取り上げる」と持論を展開。

 「世間の声じゃない。世間の人はこんなこと、相手にしてない、ほとんどは。9割以上の人は。それをまるで世間のように炎上しましたってやるメディアも良くない。我々コメンテーターも、お前らだってしょっちゅう誹謗中傷してるだろって。いや、我々は批判してるんだと。だけど、その批判が一人の人物に行くといじめと同じ構造になるから、メディア側もかなり反省すべきところがあります」と自身の考えを述べた。

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