さんま企画の「漁港の肉子ちゃん」、欧州のアニメ映画祭で最高賞受賞

[ 2021年10月20日 22:50 ]

今年7月に行われた「漁港の肉子ちゃん」の舞台あいさつで笑顔を見せる明石家さんま(撮影・坂田 高浩)
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 明石家さんま(66)が企画・プロデュースしたアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」が、スコットランドで開かれたアニメ映画祭「スコットランド・ラブズ・アニメーション」で最高賞となるJury Award(審査員賞)に輝いた。

 直木賞作家の西加奈子氏原作の、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディー。同映画祭は日本のアニメを特集するもので、今作は英題の「Fortune Favors Lady Nikuko」として上映された。

 審査員は「脚本と展開の濃密さ、胸の内と現実主義が描く庶民的な世界、そしてアニメーションの幻想を自由に描く予想不能な展開。様々な作品が出品された本年の祭典にあり、作品の理想とする姿を最も忠実に映画化することに成功した作品として、審査員賞が贈られました」とコメントした。

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