羽生結弦　黒柳徹子と共演　心の笑顔とは

東和薬品新CM「こころの笑顔、あしたの健康」編でCM初共演の黒柳徹子と羽生結弦（提供写真）
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　女優の黒柳徹子（88）とフィギュアスケートの羽生結弦（26）が、きょう4日から全国放送される東和薬品の新テレビCMで共演している。

　創業70周年目の東和薬品は「こころの笑顔を、すべてのひとに。あしたの健康を、あなたのものに。」が新企業スローガン。同社のCM初出演の羽生は、自身が追い求める理想のスケートに常に前向きにチャレンジし続ける姿勢が新たな領域への挑戦を始めた東和薬品グループのイメージに重なることから起用された。CMでは04年からイメージキャラクターを務める黒柳が「変わらない東和薬品」というテーマを、新メッセンジャーの羽生が「変わる東和薬品」を伝えている。

　6月上旬に仙台市内のスタジオで撮影に臨んだ羽生は、ワンテイクごとに「今の感じで大丈夫ですか？」と確認し、セリフの間や声のトーン、テンポ、表情、所作などを細かく調整。「けっこう緊張した」と言いながらも、持ち前の集中力と表現力を発揮してOKテイクを連発した。

　撮影後のインタビューでは、別日の撮影だった黒柳から「心の強さ」についての質問を受けた羽生は「実は自分の中で強いと思えたことが一度もなくて。だからこそ一生懸命準備するようにしています」と明かした。今回のCMも「自分は演技のプロではないから」と撮影資料をしっかり読み込み、数日前から部屋の鏡の前でセリフを猛練習して臨んだ。

　2人はCMとともにウェブムービーにも出演しており、「こころの笑顔」をテーマに、自身の体験や普段考えていることなどについて語っている。