さいとう・たかをさん死去 ビッグコミック編集部「…だが、物語は続く」 連載「ゴルゴ13」継続を宣言

[ 2021年9月29日 13:33 ]

「ゴルゴ13」の連載は今後も継続
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 人気漫画「ゴルゴ13」で知られる漫画家のさいとう・たかをさんが、すい臓がんのため24日午前10時42分に亡くなった。84歳だった。

 「ゴルゴ13」を連載する小学館ビッグコミック編集部は公式ツイッターで訃報を伝えるとともに、「…だが、物語は続く」として、「ゴルゴ13」の主人公、デューク・東郷のイラストとメッセージを掲載した。

 メッセージでは「誰よりも早く、コミックの分業形態での制作システム構築に心を砕かれたさいとう・たかを氏。『ゴルゴ13』においても脚本協力、作画など各分野をそれぞれのプロフェッショナルたちが担当、その全体をさいとう氏が指揮し、そしてもちろんご自身も構成、作画、脚本と何役もこなされた上で作品作りを進めてこられました」とし、「そのさいとう氏は生前から『自分抜きでも“ゴルゴ13”は続いていってほしい』という、いわば分業体制の究極とも言えるご希望を持たれ、さいとう・プロダクションを、そのような制作集団として再構築されました」とした。

 「今後は、さいとう・たかを氏のご遺志を継いださいとう・プロダクションが作画を手がけ、加えて脚本スタッフと我々ビッグコミック編集部とで力を合わせ『ゴルゴ13』の連載を継続していく所存です。どうか今後とも、ご愛読ご声援をよろしくお願いいたします」と結んだ。

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2021年9月29日のニュース