過去のいじめ告白で炎上の小山田圭吾が謝罪、楽曲担当辞任には言及せず…被害者に「直接謝罪をしたい」

[ 2021年7月16日 18:40 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京オリンピック・パラリンピック開会式の楽曲を担当するクリエーティブチームの一員に任命されたソロミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)が16日、自身のツイッターを更新。過去に小山田自身が障がい者をいじめた事実を告白する記事が明るみ出たことで“オリパラを担当するにはふさわしくない”とネット上が炎上状態となっていることを受け、「心よりお詫び申し上げます」と謝罪。いじめ被害者に対して「受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」とした。

 小山田は東京オリパラ開会式への参加について「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません」と謝罪。学生時代のクラスメートや近隣学校の障がい者へのいじめ行為と心ない発言、またそれを告白したインタビュー記事は「事実」と認め、「非難されることは当然」と受け止めた。

 そしてクラスメートやその家族に対して「心から申し訳なく、本来は楽しい思い出を作るはずである学校生活において、良い友人にならず、それどころか傷付ける立場になってしまったことに、深い後悔と責任を感じております」と謝罪。そして「過去の言動に対して、自分自身でも長らく罪悪感を抱えていたにも関わらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかったことにつきましても、とても愚かな自己保身であったと思います」と続けた。

 被害を受けたクラスメートに対しては「大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」と直接の謝罪を希望。

 また、東京オリンピック・パラリンピック開会式の楽曲担当は「自分の音楽が何か少しでもお力になれるのであればという思い」から引き受けたとし、「私の関与により、開会式へ不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」と再び謝罪。しかし、職務を辞することについては言及しなかった。

 記事は1994年と95年に音楽雑誌に掲載されたインタビュー。小学校から高校時代に同級生2人を全裸にしたり、排せつ物を食べさせたりしたなどと明かしている。こうしたことから今回の起用を疑問視するツイートが発端となり騒動化した。

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2021年7月16日のニュース