来年春「ちむどんどん」川口春奈が朝ドラ初出演「光栄」初大河「麒麟がくる」に続く伝統枠 黒島結菜の姉役

[ 2021年6月1日 13:30 ]

来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にヒロインの姉役でレギュラー出演する川口春奈
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 女優の川口春奈(26)が来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすことが1日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。女優の黒島結菜(24)演じるヒロイン・暢子(のぶこ)の姉・比嘉良子(ひが・りょうこ)役を演じる。帰蝶役を好演した昨年の「麒麟がくる」で大河ドラマ初出演を果たし、大きく飛躍。テレビドラマの“2大伝統枠”への出演を叶える。「朝ドラは長い期間撮影すると思うので、チームでの一体感や達成感がすごいんじゃないかと思っています。朝ドラは幅広い世代から愛される作品だと思いますので、とても光栄で楽しみです」と撮影・放送を心待ちにしている。

 タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

 川口が演じる比嘉良子は、比嘉家4兄妹の長女で暢子の姉。抜群に勉強ができて、性格も優等生。正反対の性格の兄・賢秀と度々ケンカになる。料理は苦手。人一倍の努力の末、子どもの頃からの夢だった小学校の教員になり、母校で教壇に立つ。

 川口は「4兄妹の長女、良子を演じさせていただくこととなりました。きっと、しっかり者で責任感の強いお姉ちゃんなのかなと思います。沖縄という素晴らしい場所で、家族や兄弟の愛や絆をあったかく深く描いて皆さまにお届けすることができたらと、今からとてもドキドキしています。もがきながらも一生懸命、全うしたいと思います」と張り切っている。
 

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2021年6月1日のニュース