中居正広「ふざけたヤローだ」　後輩アイドルから突然届いたハガキにツンデレ全開もファンほっこり

タレントの中居正広
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　タレントの中居正広（48）が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広　ON＆ON　AIR」（土曜後11・00）に出演。後輩アイドルグループ「V6」の三宅健（41）から番組に届いた直筆ハガキを読み上げるとともに「V6」の曲を流し、新年早々ファンをほっこりさせた。

　中居は駄菓子屋さんが大変な時代になったという話をした後で「昭和の歌！あなたは…ってやつ」としてフォークグループ「かぐや姫」の「神田川」（1973年）をフルで流し、CM明け、番組に届いたハガキを手に。その最初に「お名前がちょっと書いてないんですけど…」と自らそれを読み始めた。

　「前略。風の便りで中居くんが加湿器をご所望と聞こえてまいりました。僭越ながらこちらで中居くんに合いそうな加湿器を選出させていただきました。中居くんにおススメの機種はこちらの2点となります。象印スチーム式。ダイニチシリーズ。ご参考になりましたら幸いです。ダイニチの気化式。昨今、情報が行きかうデジタル社会の中で、この恋文のようなとてもアナログな手法でのやり取り。こちらが勝手に楽しくやっております。なんだか“上から目線”で申し訳ございません。かしこ。加湿器アイドル、かしこより」。そして「裏側に続きます」として「PS　ジュニアの時から尊先（尊敬する先輩）は中居正広と今も変わらずお慕い申しております。ますます寒さが厳しくなってまいりますが、お体、ご自愛くださいませ」と最後まで読み上げた。

　「これはですね。違うラジオ局のディレクターさんがこちらまでハガキを送ってくれたようで。自分の名前を書いてないんで、どなただか分かりませんけども」と恒例のアマノジャク＆ツンデレを発動させた中居は「へへへ」と楽しそう。ハガキは2020年中には届いていたそうで「このようなタイミングになってしまいましたけども。ありがとうございます。おかげさまでダイニチ買いました！」とラジオの向こうの三宅に呼びかけ、再び楽しそうに笑った。「…ということは、土の神が言ってることは間違いじゃなかったんだね」と偶然通りかかった「家電芸人」のお笑いタレント、土田晃之（48）に付き合ってもらった家電量販店で勧められるままダイニチの加湿器を購入した昨年11月末のできごとを振り返った中居。「象印のスチーム式。これ、買おうと思ってました」と現在検討中の2台目加湿器についても触れた。

　そもそもの発端は昨年6月。中居は自身の中で突然の大ブームを起こした“ジョシ子”こと除湿機への深い愛情を毎週熱く語り、これを知った三宅がbayfm「三宅健のラヂオ」（月曜深夜0・00）で「うちなんてジョシ子さんが6人もいらっしゃる」などと負けじと“ジョシ子愛”をさく裂。その後もお互いのラジオ番組を通じて丁々発止のバトルを繰り広げた。そして中居は11月28日放送回で「乾燥してきました！今年、僕、加湿器を買おうと思っています」と宣言し「V6のアイツ…。アイツ加湿器も好きなのかな？」と三宅を“挑発”。「除湿機タレントでしょ？ジョシ子アイドルでしょ？カシ子あるかなぁ～？カシ子アイドルとは聞いてないけどな」と楽しそうに話した。すると、三宅が自身の12月7日放送回ラジオで30分番組を丸々使って中居に向けたおススメ加湿器をプレゼン。メーカー各社の加湿器機能や使用感も含めて詳細に説明した後で「ジョシ子アイドルならびに、そしてカシ子アイドルとしてですよ？言わせていただくならば」として「ずぼらなイメージ」のある中居におススメ加湿器2種（ダイニチ、象印）を選び「初めてラジオにハガキ書く。面白いね。間接的にやり取り。このソーシャルネットワークの時代にさ」と中居のラジオ番組あてにこの日の放送内容を書いたハガキを番組内で書いていた。

　実際には収録日の関係で三宅のプレゼン前の11月29日に加湿器を購入していた中居だが、くしくも三宅と土田のおススメ品は一致。「この…誰か分かんないですけど。名前が書いてないから。あの…象印、一個買おうかな、じゃあ」と三宅のもうひとつのおススメに乗っかりつつ「かしこより………。まあ、そうですね。あの…連絡先も知らないですし、あの…。申し訳ないですけど人脈がなくて、もともと。昔から。だから『尊先は中居正広で今も変わらず』っていうのもちょっと嘘くさいなって。ちょっとバカにしてるなっていうのありますよね。でも、なかなかユーモアのあるふざけた子ですね」と最後まで三宅の名前は頑として出さず「ふざけたヤローだ」とツンデレ全開だったが、その後、リスナーから届いた他のハガキを読み上げた後で「V6」のデビュー曲「MUSIC　FOR　THE　PEOPLE」（1995年）を流し、後輩への愛情をにじませていた。