アニメ「鬼滅の刃」第一夜16・7% 地上波GP帯初放送で好視聴率

[ 2020年10月12日 09:21 ]

フジテレビ社屋
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 爆発的人気を誇るアニメ「鬼滅の刃」が、10日にフジテレビ「土曜プレミアム」で放送され、平均世帯視聴率は16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。初となった地上波の全国ネットのゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7時~同11時)でのオンエアで高い注目を集めた。個人視聴率は11・2%だった。

 人気絶頂さなかの今年5月に「週刊少年ジャンプ」での連載が完結し、シリーズ累計発行部数が8000万部を突破した作品。人と鬼との切ない物語に鬼気迫る剣戟(けんげき)、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、昨年にテレビアニメ化され、LiSAが歌う主題歌「紅蓮華」ともども大ヒットした。

 アニメはこれまで複数のローカル局で深夜放送はされてきたが、地上波の全国ネットのゴールデン・プライム帯でのオンエアは初。今回は、劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」が16日に公開されることを記念して10、17日で2週連続の放送。第一夜は、アニメ「鬼滅の刃」の第1話~第5話で構成された先行上映版「兄妹の絆」(きょうだいのきずな)で、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでの様が描かれた。

 17日は第二夜として、アニメ第15話~第21話で構成され、ファンの間では「神回」と呼ばれる話を含む「那田蜘蛛山編」(なたぐもやまへん)が放送される。 

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