鶴瓶 安倍政権への怒りまじえ主演ドラマ告知、「気骨が出てる」吉田茂首相を熱演

[ 2020年5月31日 17:13 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家・笑福亭鶴瓶(68)が31日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に出演し、新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議の議事録が作られていない問題に疑問を投げかけた。

 新型コロナ関連の話題で鶴瓶は「この間ビックリしましたね。あの人らの議事録を付けていないという」と切り出した。国の重要な会議にもかかわらず、発言者を明記した詳細な記録を残していないことが判明。後々の検証に支障が出る可能性もあるため、野党などから批判が出ている。

 鶴瓶は「そんなもん、ウソやろ、絶対。そんなもん、あるよ。何を信じてええのか分からん」と政府への不信感をあらわにした。さらに「責めるつもりでやるわけじゃなく、ちゃんと本当に議事録を残しとかな。あの内閣はホントにそういうの残ってないな。また謝らはるで、あの人は。『私の責任』や言うて」と、怒りの矛先を安倍晋三首相に向けた。

 この日はちょうど、戦後に米国からの独立を目指して戦った当時の首相・吉田茂の人生を描いたドラマ「アメリカに負けなかった男からバカヤロー総理吉田茂~」(後7・54)がテレビ東京で放送される。吉田首相役で主演の鶴瓶は「あの時の吉田茂を見ていただいたら。日本をアメリカから独立させた、気骨が出てる。僕やけどね、やってるのは」と、告知もまじえつつ訴えた。

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2020年5月31日のニュース