橋下徹氏 黒川検事長の「訓告」処分に怒り心頭「検察庁の前で大ばくち大会やったらいいんですよ」

[ 2020年5月27日 16:29 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が27日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演、新聞記者らとの賭け麻雀で辞職した東京高検の黒川弘務検事長(63)に対する処分に、怒りをあらわにする場面があった。

 黒川氏は「訓告」処分にとどまり「一般論」として約5900万円といわれる退職金は給付される見通し。この件に触れ橋下氏は「捜査しないんでしょうね、法務省の方が「テンピン」(持ち点1000点を100円に換算)は大したことないって」とあきれた表情。

 「許せませんよ、それなら閣議でね『「テンピン」は罪にしません』『ゴルフの「握り」も罪にしません』と決定しないと。先に身内を救うために法律の解釈を変えるんじゃなくて、まず国民への説明が先でしょ」と厳しく指摘した。

 「本音のところはみんなやっていますよ。例えば、車の法定速度みんな守っていますか?でも、取り締まりがあったら反則金払わないといけないんだから。そうやって秩序を維持しているんだから」と橋下氏。「検察庁の目の前で賭け麻雀やっていたら、そりゃ捕まえますよ。じゃあ黒川さんの場合、明らかに新聞記者と麻雀をして、証人もいて。捜査すればガチガチに証拠固められますよ。わかっているんだから、裁判にかけて判断を求める。これが民主主義ですよ」と訴えた。

 「こういうことが容認されるなら、みんなで検察庁の前で賭博しましょうよ。大ばくち大会やったらいいんですよ」と怒りをあらわにした。

続きを表示

2020年5月27日のニュース