今井翼、大河「麒麟がくる」出演の裏側 片岡愛之助が指名「自分の首は今井さんに取ってほしい」

[ 2020年5月25日 09:30 ]

今井翼
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 俳優の今井翼がNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演することが発表された。織田信長の家臣・毛利新介役を演じる。物語中盤の最大のヤマ場となる「桶狭間の戦い」(6月7日放送予定)で今川義元を討ち取る役どころだ。

 2018年9月にジャニーズ事務所を退社。今年4月から、公私で親交がある歌舞伎俳優の片岡愛之助の紹介で松竹エンタテインメントに所属した。今回、大河ドラマで敵役となる今川義元を演じるのも愛之助。NHK関係者は「愛之助さんが今井さんを指名したと聞いています。自分の首は今井さんに取ってほしいと話したそうです」と語る。

 尊敬する先輩から再スタートの“はなむけ”をもらった今井は「今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました」とコメントを寄せた。大河ドラマの出演は1999年の「元禄繚乱」、05年の「義経」以来3度目となる。

 新事務所所属と同時に設立したファンクラブの会員数も順調に伸びているという。ツイッターアカウントを開設するなど、活動の幅も広げている。先輩やファンの力強いサポートを背に、今後さらなる活躍が期待できそうだ。(記者コラム)

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