山口真帆襲撃事件 AKSと男性2人が和解 被告側が謝罪文提出 AKS側へ損害賠償金

[ 2020年4月8日 13:02 ]

NGT48の民事裁判の内容について取材を受ける遠藤和宏弁護士
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 一昨年12月にNGT48の元メンバー山口真帆(24)が襲撃された事件で、運営会社AKS(4月1日付で新社名Vernalossom)が、暴行容疑で逮捕され不起訴となっていた男性ファン2人に損害賠償を求めた裁判が8日、和解で結審した。

 AKS側の遠藤和宏弁護士は、裁判終了後の囲み取材で、被告側から謝罪文が提出され、AKSへの損害賠償金数百万円が支払われる内容で和解したことを明かした。

 謝罪文には、(1)山口の承諾を得ずに自宅を訪れて、玄関ドアを引っ張り合う行為をして、身体的、精神的苦痛を与えてしまったこと、(2)被告らが、事件直後に山口氏に、NGT48のほかのメンバーの関与をほのめかすような虚偽の説明をして、同会話の録音媒体・文章が公表されることによって、NGT48メンバーに風評被害を与えたこと、(3)NGT48の運営に混乱を招き、支障をきたしたことへの謝罪が記された。

 また、被告らは今後は48グループの出演するイベントなどに一切参加せず、接触しないことを約束した。

 遠藤弁護士は、「現存メンバーへの疑いを晴らすという一定の成果を勝ち取れたので、ここから心機一転でスタートできると思います」と話した。

 NGT48は、今月から新会社Floraを設立。AKSから独立した形で、再スタートを切っている。

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2020年4月8日のニュース