玉川徹氏 新型コロナの経済対策に私見「消費税を減税したらいいんじゃないか」

[ 2020年3月11日 10:07 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が11日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大で影響が出ている経済への対策について言及した。

 玉川氏は「今の支援策っていうのは、仕事がなくなる人に対して、つまりいろんな所を閉められちゃったりする、それから学校休みで子どもの面倒をみるために会社を休まなければならない、いわゆる今まで得られた収入がなくなる人をどうやってバックアップするかって話なんですが、それだけじゃ足りないって思うんです」と指摘。そして「要するに消費が相当落ちるっていうふうに考えるべきだと思うんです。今の日本の状況っていうのは皆さんご存知のように昨年、消費税を上げまして、消費税が上がったことですでに消費が弱いんですね」と説明。その上で「さらに新型コロナウイルスの件で消費はダブルパンチなわけです。消費が落ちれば当然、GDPが落ちるだけじゃなくてあらゆる方面に影響が出るわけですよね、経済的に回らなくなるわけですから。そういうふうなことを考えると、僕の私見ですが消費税を減税したらいいんじゃないかと」と主張した。

 そして「実は昨日、米国の株価が上がったのもトランプ大統領が減税を打ち出したんです。日本の場合、いずれ減税の話が出てくると思っているんですけど、これは所得税よりも消費税の方がいいんじゃないかと。つまり消費をとにかく喚起するという意味で言えば、今10%を期間を区切ってでも5%に変えるというふうなことをやらないとこの局面、乗り切れないんじゃないかと」とし「一番効くのは消費税じゃないですか。今何か買い物をすれば10%税金として取られるわけですよね。それが例えば5%、思い切ったことをやるんだったら半年間とか1年間は消費税ゼロにするというふうなことぐらいすると僕は消費が非常に活気づいて補えるんじゃないかと思う」と話した。

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