「半沢直樹」続編 原作に登場しない大和田常務が復活!香川照之 怪演再び「いかに解放、命を吹き込むか」

[ 2020年3月5日 05:32 ]

TBS「半沢直樹」に出演する(左から)及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之
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 俳優堺雅人(46)が主演する4月期のTBSドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)に、因縁の男が帰ってくる。2013年放送の第1弾で主人公・半沢直樹の最大の敵となった、香川照之(54)が演じる東京中央銀行・大和田常務の登場が決定した。

 銀行内の不正を半沢が暴く勧善懲悪のドラマで、前作の最終回は平均視聴率42・2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。その最終話のハイライトは大和田常務の土下座だった。それだけではなく、香川の怪演は作品を通して大きな見どころだった。

 今作の原作小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」に実は大和田常務は登場しない。だが視聴者からの期待は大きく、制作陣は物語に沿った出番を考案。原作者の池井戸潤氏の承諾を得て登場が決まった。半沢の敵は新たに現れるが、大和田常務がどう半沢と絡むのか注目だ。

 前作は香川にとっても深く印象に残る作品となった。「“倍返しだ”はもちろん、顔芸だの、土下座だの机バンバンだの、数々の名文句を世間に放っていった時のインパクトは忘れられない」と振り返る。大和田常務のその後を演じることに「封印された大和田をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたい」と意気込んだ。

 同銀行の中野渡頭取は今作も北大路欣也(77)が演じる。さらに及川光博(50)が演じる半沢の同期の行員、片岡愛之助(48)が演じるオネエ言葉の金融庁検査官も再登板する。期待を裏切らないキャスト陣で挑む。

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2020年3月5日のニュース