八代英輝氏 首相のやじ問題に「総理大臣は一定数の国民の支持を受けてなっている。その総理に対し…」

[ 2020年2月13日 11:50 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が7日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。安倍晋三首相が12日の衆院予算委員会で、質問を終えた立憲民主党の辻元清美氏に「意味のない質問だ」と自席からやじを飛ばしたことに言及した。

 辻元氏が「桜を見る会」や森友、加計学園問題など政権不祥事に触れ「タイは頭から腐る。社会、国、企業の上層部が腐敗していると残りもすぐ腐る。ここまで来たら頭を代えるしかない」と首相を非難し質問を終えた。その直後にやじが飛んだ。首相は、次に質問に立った立民の逢坂誠二氏に「罵詈雑言の連続で、私に反論の機会が与えられなかった。ここは質疑の場だ。これでは無意味じゃないか、と申し上げた」とやじを認めた。

 八代氏は「“タイは頭から腐る”っていうのは、もとは魚は頭から腐るかもしれませんけれど、面白い例えなのかもしれませんけれど、総理大臣っていうのは一定数の国民の支持を受けてなっているわけです。現にもう支持をしている人がかなりの数いる。その総理に対して腐った頭だからもうやめたらって言って、質疑応答の応答の機会も与えずに去っていって、それでそれに対して答えさせなかったから“意味のない質問だよ”って言ったら急に噛みついてくる」と指摘。そして、「お互いそれでもう、なしにするっていうのなら分かりますけど、急に何かを言われたら噛みついてきて、それで審議をストップさせる。それは国会自体を停滞させることですから、私はそういうやり方には全く賛同できないです」と話した。

 また、北村地方創生相の“迷走答弁”に関しては「もっと関連法規の勉強を十分にしていただかないと大臣としては困ると思います」とした。

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2020年2月13日のニュース