YOSHIKI 今年も紅白出場決定 特別企画でKISSとのコラボ「生きてて良かったな」

[ 2019年12月15日 17:11 ]

<「第70回NHK紅白歌合戦」取材会>に登壇したYOSHIKI(中央)とKISS
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 X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)に出場することが15日、発表された。

 今回の紅白はこの4年掲げてきたテーマ「夢を歌おう」のラストイヤー。YOSHIKIは今回、特別企画での出演となり、米国のロックバンド「KISS」とのコラボで「YOSHIKI feat.KISS<YOSHIKISS>」としてスペシャルパフォーマンスを届ける。

 現在、KISSは来日公演を行っており、東京ドームのステージでは、YOSHIKIもライブのアンコールに出演し、共演を果たしている。KISSは今回でツアー活動を終了することを宣言しており、今回の紅白でのステージがKISSの日本での最後のパフォーマンスとなる。

 YOSHIKIは「今年の紅白もYOSHIKIとして出演させていただくことになりました」をあいさつしたのち、サプライズでKISSのメンバーを会見場に向かい入れ、「今回はYOSHIKI feat.KISS」として出演させていただくことになりました」と発表。今回のコラボについて「(KISSの)東京ドームの公演に招待していただいて、本当に光栄でした。今回は紅白のほうにKISSの皆さんを招かせていただいた。こうやってKISSの皆さんと紅白に出演できるなんて夢のよう。快諾してくれたKISSの皆さんと、紅白の皆さんに感謝します」と経緯を明かした。

 お互いを「友人」だと紹介。YOSHIKIは今回の共演に「幼い時に父を亡くして、生きる気力も失っていた時、クラシック音楽しか知らかった僕を、KISSがロックに導いてくれた。そんなKISSと共演できるのは生きてて良かったなと。頑張って生きていたらこういうこともあるんだなって」と感慨。当日のパフォーマンスに関しては「かなりショッキングな…いつも何かやらかしてきてるので。X JAPANとしてゴジラ倒してきたりもしてきたので。やるからにはゴジラを倒した以上のインパクトのすごいステージを繰り広げさせていただきたい」とYOSHIKI。「僕は海外に住んでいて、紅白って世界中でみてらっしゃる。こうやってKISSの皆さんが参加してくれることに、より国際的な、世界的な番組になればいい。少しでも貢献できればと思います。やるからにはゴジラを倒した以上のインパクトのすごいステージを繰り広げさせていただきたい」と続けた。

 YOSHIKIは昨年、紅白両軍でのパフォーマンスが話題に。白組としてはL’Arc―en―CielのHYDE(年齢非公表)を客演ボーカルに迎え「YOSHIKI feat.HYDE」で初出場。「Red Swan」をドラム演奏し、途中から上半身裸になった。紅組としては英歌手サラ・ブライトマン(58)を客演ボーカルに迎え「YOSHIKI feat.サラ・ブライトマン」で初出場。首のサポートを外し、赤のジャケットを羽織り「Miracle」をピアノ演奏した。

 先月14日に発表されたNHK紅白歌合戦の出場歌手リストにYOSHIKIの名前はなく、バンドの名前もなかった。翌15日に出演したイベントの取材で、サプライズ出演があるか聞かれると「何もない」と苦笑いで否定。大みそかの予定は「日本にいるかもしれないし、海外にいるかもしれない」と決めていない様子を見せていた。 

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