八代英輝氏 セブンの残業代未払いに「7pay、おでん無断発注…ここまでろくでもない会社だとは」

[ 2019年12月11日 11:24 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が11日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンが、フランチャイズ加盟店の従業員に長期間、残業代の一部の未払いが発生していたと発表したことに言及した。

 同社によると、セブン本部の賃金計算プログラムのミスが原因で、判明分の総額は4億9000万円に上る。未払いは、創業間もない1970年代から続いてきたことも明らかにした。

 八代氏は「加盟店の犠牲のもとに本部が利益を上げる構造になってますけれど、やはり本部が君臨して加盟店からの風通しが悪い企業統治になっていたのかな、とは思いますね」と言い、「同じようなことが7pay(セブンペイ)の拙速さの時もそうですし、本部社員がおでんを無断発注したのもひどい話だと思いますけど、これは2001年ですよ。18年前から分かっていたことを、ずっとこのままやってきて、しかも発覚した後も公表しない。ここまでろくでもない会社だとは思わなかったですね」と指摘。その上で「この体質をあらためていくっていうのは容易なことじゃないと思いますよ。結局、世間から冷たい目にさらされるのは加盟店の皆さんですから、本当に加盟店の人たちは気の毒だなと思いますね」と話した。

 また「業界のリーダーとして、ある意味やるべきことが全然やれていない。一番基本になるのは人ですから、人に対してのお金の支払いっていうことができてないっていう会社は評価されるわけがない」と切り捨てた。

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2019年12月11日のニュース