芳根京子 テレ東ドラマ初出演「コタキ兄弟と四苦八苦」ヒロイン 古舘寛治&滝藤賢一兄弟を照らす“光”

[ 2019年12月4日 06:00 ]

テレビ東京ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」のヒロインを演じる芳根京子(C)「コタキ兄弟と四苦八苦」製作委員会
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 2016年後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務めた女優の芳根京子(22)が、俳優の古舘寛治(51)と滝藤賢一(43)がダブル主演を務めるドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」(来年1月10日スタート、金曜深夜0・12)のヒロイン役を務めることが3日、分かった。テレビ東京のドラマには初出演となる。

 TBS「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」、日本テレビ「獣になれない私たち」などの野木亜紀子氏によるオリジナル脚本。映画「天然コケッコー」「苦役列車」、テレビ東京「山田孝之の東京都北区赤羽」などの山下敦弘監督(43)が全話演出を担当。予備校の英語講師だったが、現在は無職の兄・一路(いちろう、古舘)と、事故を起こして兄の家に突然転がり込み、8年ぶりに再会した弟・二路(じろう、滝藤)が“レンタルおやじ”を始める姿を描く。

 愛すべきダメおやじ2人を通して紡ぐ人間讃歌コメディー。芳根が演じるのは、一路が足繁く通う「喫茶シャバダバ」の看板娘・さっちゃん役。天真爛漫で、何をしでかすか分からない。芳根は「古舘寛治さん、滝藤賢一さんという、強烈なお二人がつくる世界に参加させてもらえて、とってもうれしいです!お二人が企画段階から、すごく大切に育ててきた作品に呼んでもらえた喜びをかみ締めながら、一緒にお芝居を楽しませてもらいました!」と喜び。コメディエンヌぶりに期待がかかる。

 ▼芳根京子 野木亜紀子さんの脚本と山下敦弘監督の演出という「どういう世界が生まれるんだろう」とすごくワクワクするタッグの作品に自分が参加させてもらうからには「さっちゃんが芳根でよかったね」って皆さんに思ってもらえるように、頑張らなくては!という思いで臨みました。コタキ兄弟は本当に最高な兄弟です!おなかを抱えるほど笑わせてくれる、でも、ホロッとさせられる瞬間もあって、何だかとってもズルいんです!はじめは喫茶店の店員としてお二人に関わっていきますが、兄弟との関係性がどんどん濃くなり、お二人のパワーで一歩踏み出す瞬間があったりと、じわじわ起こるさっちゃんの進化を純粋に楽しんでもらえたら、うれしいなと思います。金曜の深夜、1週間の疲れをコタキ兄弟に癒されてください!

 ▼野木亜紀子氏 芳根さんを初めて見たのはTBSドラマ「表参道高校合唱部!」で、初回から「誰だこれは!?とんでもない子が出てきたな!」と鮮烈な印象でした。今回ご一緒できて、とてもうれしいです。数多の役柄を演じてこられていますが、やってそうでやっていなかった自由闊達なキャラクターにしてみました。アクの強い主演俳優2人を相手取り、一服の清涼剤でありながら、負けない芝居をしてくれることでしょう。女性をより魅力的に見せる山下監督の下で、どんな芳根さんが見られるか、とても楽しみです。

 ▼山下敦弘監督 ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」において、芳根京子の存在は“光”でした。古舘寛治演じる兄と、滝藤賢一演じる弟を12話通じて照らし続けてくれて、その光は現場のスタッフにも反射していたように思います。そのくせ芳根京子自身は“陰”の部分も持っている。だから将来、末恐ろしい女優になるのは間違いないです。そんな芳根京子と、このタイミングで一緒にドラマを作れたことは本当にラッキーでした。「コタキ兄弟と四苦八苦」の“背骨”は芳根京子演じる“さっちゃん”です。是非楽しみに待っていてください。

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2019年12月4日のニュース