小籔千豊「人生会議」ポスター問題改めて説明 4070万円は「CM、イベント色々込みで」

[ 2019年12月3日 21:33 ]

小籔千豊
Photo By スポニチ

 お笑いタレントの小籔千豊(46)が3日、インターネットテレビ局AbemaTVのニュース番組「Abema Prime」(月~金曜後9・00)に出演。自身が起用された厚生労働省のポスターを巡る騒動について言及した。

 厚生労働省が人生の終末段階でどのような治療やケアを受けたいか事前に医師や家族と話し合っておく「人生会議」の普及・啓発ポスターの製作を吉本興業に依頼。小籔が死を前にした患者を演じたポスターが完成した。しかし、「俺の人生ここで終わり?」などブラックジョークのような文章に対して患者団体などから抗議が相次ぎ、26日に自治体への発送を中止。同省局長が「吉本興業と4070万円の委託価格で契約した」と明かしたことも話題となった。

 11月29日にMBSテレビの情報報道番組「ミント!」(月~金曜後3・49)でもこの件について言及していた小籔だったが、隔週で火曜MCを務めるこの番組でも改めてコメント。契約料の4070万円について「ポスターだけで4070万円かかってると思っている人が多くて、これは言い訳したいのですが」と切り出し、「4070万円の中にポスターだけじゃなくて、CMも何パターンか撮ったし、うち(吉本興業)の若手芸人たちが全国でPRイベントをやったり、メディアPRしたり色々込みで4070万円で、これだけやりました、どうですかというシステムなんです」と説明。「まだお金ももらっていませんし、出来栄えによっては金額も下がる、みたいな“予定の額”だった。税込みです」と弁明し「それでも高いとお叱りがあるのなら、全然それはそうですか…という感じです」と頭を下げた。

 「ポスターだけで4070万円だと思っている方が多いと言いますか、あの新聞の書き方が、さもポスターだけと受け取るような内容だったのが非常に残念やなと思います」と言及。「ポスターだけならめちゃめちゃ高いわ。吉永小百合や高倉健やないんやから」「報道ではわからんことがようあるなということを身に染みて感じました」としみじみ振り返った。

続きを表示

2019年12月3日のニュース