HKT48がコント劇 前回ヒロインの武田智加 今回はなんとラッコ役「そもそも人間でもなかったです」

[ 2019年10月8日 23:00 ]

コント劇「奇跡の航路を行け!」初日を終えた、前列左から武田智加、豊永阿紀、秋吉優花、後列左から坂口理子、地頭江音々、渕上舞
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 HKT48が8日、東京・原宿クエストホールで、コント劇「奇跡の航路を行け!」初日を迎えた。

 「君の答えを探して」(17、18年)、「絶対防衛少女!」(18、19年)に続く、コントユニット「大人のカフェ」とのコラボ舞台の第3弾。スマホゲームアプリ「HKT48栄光のラビリンス」内イベントで1位になり、ヒロインの座を射止めた地頭江音々(19)をはじめ、豊永阿紀(19)秋吉優花(18)武田智加(16)坂口理子(25)渕上舞(23)と、上位6人が出演した。

 大海原を行く豪華客船を沈没危機から救うパニック劇にコント劇を挟み込み、最後はすべての伏線が1本の線につながる、「大人のカフェ」ならではの演出。客船クルーズの旅行券が当たったことで船に乗り込むことになった女性を演じた地頭江は、「始まる前は緊張したけど、ステージに立ったら『どうにかなるか』という気持ちになりました」と、本番で強さを発揮した。

 豊永は地頭江の友人役をメインに、コントパートでは「自分大好き」なサイコパス役も演じた。演出の伊達さんが2年前から豊永に当て書きで構想を練っていたという強烈キャラで、豊永は「伊達さんの中で私はどうなっとるんや」と笑っていた。

 武田は、ヒロインだった前回に続いての出演となったが、今回はまさかのラッコ役で「そもそも人間でもなかったです」と苦笑いした。人気アニメ「ワンピース」のパロディー場面では、同作のファンでもある地頭江、豊永に徹底指導を受けたという。「そこが一番、指導を受けたところじゃないかな」と苦笑いした。

 「君の答え―」以来のコント劇出演となった秋吉は、「久しぶりだったけど、大人のカフェの皆さんは温かいなと思いました」と、アットホームな雰囲気に感謝した。出来事をギターの弾き語りで表現する船上ミュージシャン役のほか、OLや関西のおばちゃん、ひたすら走りまくるドラマのヒロイン役と、幅広い役柄をこなした。

 坂口と渕上は、コント劇初出演。坂口は卒業した同期の駒田京伽が「コント劇を一緒にやりたかったな」と話していたことから、立候補した。日本テレビ系「HKTBINGO!」でも笑いのセンスを見せた坂口らしく、職業病が抜けない元CA役で場内を爆笑の渦に包んだが、「最近では一番緊張しました」と告白。開演直後に登場する渕上も「最初が一番、緊張しました」と明かし、武田も「(渕上の)手がめっちゃ震えてました」と証言していた。

 舞台は同所で、11日まで上演される。

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2019年10月8日のニュース