「ザ・フー」のロジャー・ダルトリーが声を消失 コンサートは途中で中止

[ 2019年9月27日 13:04 ]

ザ・フーのオリジナルメンバー、ロジャー・ダルトリー(左)とピート・タウンゼント(AP)

 英国の伝説のロックバンド「ザ・フー(THE WHO)」のリードボーカル、ロジャー・ダルトリー(75)がステージ上で突然、声が出なくなり、ギターのピート・タウンゼント(74)が聴衆に謝罪してコンサートが途中で中止になるというハプニングがあった。

 コンサートは25日にヒューストンで行われ、ダルトリーはオープニングから熱唱。しかし8曲目に入ったところで「大事をとって止めたほうがいいと思う」と語り始め、その後、タウンゼントが「彼は今、何も話すことができない。申し訳ない」と謝罪し、演奏は打ち切られた。

 この日のコンサートは日程を考慮した上で再度開催される予定。27日にダラス、29日にデンバーで行われる予定だった公演は延期となった。

 ダルトリーは2015年から髄膜炎で闘病中だったことを昨年に公表。メジャー・デビューからすでに55年が経過しているが、現在の健康状態は明らかになっていない。

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