布袋寅泰「とても寂しく思う」 コブクロ・小渕の国歌独唱、ネット上の反応に

[ 2019年9月24日 18:03 ]

布袋寅泰
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 ギタリストの布袋寅泰(57)がインスタグラムを更新。東京五輪の代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」での国歌独唱が話題となった男性デュオ、コブクロの小渕健太郎(42)について持論を展開し、ネット上の批判的な風潮に対しては「とても寂しく思う」とコメントした。

 15日に東京・明治神宮外苑発着で行われたMGCでのスタート地点で「君が代」を歌唱した小渕は、歌い出しから声がうわずり、高音のまま歌い切った。抜群の歌唱力を誇る小渕のこの姿に「キーが高すぎ」「緊張しすぎ」「ライブでも声ブレたり裏返ることもなかったから、本当に緊張してたのかもなぁ」などとする意見がネット上で広がった。

 布袋はこの件が話題となったことから、小渕が歌唱する動画を見たといい、「確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ」と指摘した。「本人は言い訳することは出来ないが」と前置きした上で、原因についても言及。「歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスか崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままのキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する」とした。

 歌唱後の小渕の心境を「泣きたいくらい悔しかったはずだ」と慮るとともに、「擁護もしない。しかし否定もしない。ただ、力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」と思いを記した。

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2019年9月24日のニュース