上野樹里主演“月9”「監察医 朝顔」最終回13・3% 同枠2年ぶり全話2桁でフィニッシュ!

[ 2019年9月24日 09:00 ]

月9「監察医 朝顔」で主演を務めた上野樹里
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 女優の上野樹里(33)が主演を務めるフジテレビ“月9”「監察医 朝顔」(月曜後9・00)の最終回(第11話)が23日に放送され、平均視聴率は13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。全話2桁をキープしたまま、有終の美を飾った。

 初回13・7%で好スタートを切ると、第2話=12・3%、第3話=12・3%、第4話=12・3%、第5話=12・3%と、4話連続で同数字をキープする“異例”の推移。第3話の放送をめぐって、放火殺人事件を扱う内容だったこともあり、当初は7月22日に放送予定だったが、同18日に起きた「京都アニメーション」放火殺人事件を受け、第1話と第2話のダイジェストを挟み、1週間遅れて放送された。新章に突入した第6話で14・4%を記録し、自己最高を更新。第7話は「世界柔道」中継のため、45分遅れでの放送となる中、11・4%と健闘。第8話=10・2%、第9話=12・7%、第10話=12・3%と全2桁を維持しながらゴール。同枠の作品で全話2桁は17年7月期の「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―3rd season」以来、2年ぶり。

 また、全11話の期間平均は12・6%で、今クールGP帯の連続ドラマでは暫定トップの好成績。昨年7月期「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の平均10・6%、同10月期「SUITS/スーツ」の平均10・8%、今年1月期「トレース~科捜研の男~」の平均10・7%、同4月期の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」に続き、5期連続の期間平均2桁を記録。5期連続の期間平均2桁は14年7月期「HERO」、同10月期「信長協奏曲」、15年1月期「デート~恋とはどんなものかしら~」、同4月期「ようこそ、わが家」、同年7月期「恋仲」以来4年ぶりとなった。

 同作は06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を原作に、新米法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて真実を明かしていくヒューマンドラマ。刑事である朝顔の父・平役を時任三郎(61)、東日本大震災で行方不明になった母親・里子役は石田ひかり(47)、朝顔の夫となる桑原真也役は風間俊介(36)が演じた。

 最終回は、山梨県で大規模な土砂災害が発生し、朝顔ら興雲大学法医学教室の面々は現場へ向かう。その後、茶子(山口智子)は他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進め、そこに遺体が運び込まれてくるが…という展開だった。ラストには、次週30日に、2時間スペシャル「特別編」が放送されることも発表。タイトルは「監察医 朝顔 特別編~夏の終わり、そして~」(後9・00~10・54)で、朝顔と夫・桑原の出会いも描かれる。

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2019年9月24日のニュース