「いだてん」浜野謙太 伊藤博文役に続き三波春夫役で出演!血縁のない全くの別人2役は“異例”

[ 2019年9月20日 18:00 ]

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で初代内閣総理大臣・伊藤博文に続き、三波春夫を演じる浜野謙太
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 NHKは20日、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の新キャストを発表。“ハマケン”ことミュージシャンで俳優の浜野謙太(38)が歌手の三波春夫を演じることになった。浜野は第9話(3月3日)で初代内閣総理大臣・伊藤博文に扮しており、同一ドラマで血縁のない全くの別人を演じるのは異例。

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務める大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。

 放送中の連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)で子役の粟野咲莉(9)がヒロイン・奥原なつの幼少期と、なつの妹・千遥(清原果耶)の娘・千夏を演じたり、また「いだてん」で女優の杉咲花(21)が女子スポーツの先駆けとなったシマと、その娘・りくを演じるなど、血縁のあるケースの同一ドラマ内1人2役は多々あるが、血縁のない全くの別人となると珍しい。

 浜野は自身のツイッターで「『西郷どん』に続き、伊藤博文役で出演していた大河ドラマ『いだてん』ですが、大根監督采配(?)によりBack Again!三波春夫さん役で出演させていただきます。出演はもう少し先になりますがお楽しみに~」と呼び掛けた。

 この日発表された新キャストは最終章「1964年東京オリンピックに関わる人びと」。脚本家・映画監督の三谷幸喜氏(58)は東京五輪の公式記録映画「東京オリンピック」(65年公開)の総監督を務めた市川崑、俳優の松田龍平(36)は国立代々木競技場を設計した建築家・丹下健三、タレントの井上順(72)は東京オリンピック組織委員会会長・津島寿一、落語家の立川談春(53)は内閣総理大臣・池田勇人、俳優の井之脇海(23)は最終聖火ランナー・坂井義則、お笑い芸人のカンニング竹山(48)は国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭」の店主を演じる。

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2019年9月20日のニュース