ASKAチャゲアス脱退表明 Chageへ「今後の彼の活動を、嘘偽りなく応援」

[ 2019年8月25日 12:28 ]

CHAGE and ASKA(2007年撮影)
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 歌手のASKA(61)が25日、公式サイトを更新。活動休止が続いていた「CHAGE and ASKA」からの脱退を表明した。

 ASKAは同日付でブログも更新。「本日、『デビュー40周年』となります。その『デビュー40周年』をもちまして、私、『ASKA』は、『CHAGE and ASKA』から、脱退を表明いたします」と脱退を報告した。

 「一部の音楽業界の方々、そして我々をよく知る仲間たちには、すでに知られていた事実だったかと思います」と切り出し、「2009年2月、私たち『CHAGE and ASKA』は『無期限活動停止』を発表いたしました。『解散』を決意した私が、当時のマネージメント会社から、半ば、説得されるような形になり『無期限活動停止』となりました」とデュオが活動休止を決断した経緯を説明した。

 そのうえで「『解散』にしても『無期限活動停止』にしても、そう決断しなくてはならなくなった『理由』と、いうものがあります。しかし、その『理由』は、片方だけが語ることではありません」とし、「『もっと本音で、心から語り合うことができてたら』と思わざるを得ません」とつづったASKA。「私は社会から痛烈に非難を浴びる事件を起こしてしまいましたので、本日の発表が、全て、それに結びつけられる立場にあります。それでも構わないと思っています。私が多くを語ってはならない」と記した。

 すでに会員サイト「Fellows」では報告を済ませており、「この時間まで『発表を控えてください』という約束を守っていただきましたことを、深く感謝いたします」と“約束”を守ってくれたファンや関係者に感謝をつづった。

 さらに「私たち二人の間に『奇聞』となるような話はありません」としつつ、「すっかり、環境が変わってしまった。それにより、音楽活動が変色してしまいました。世の中へは、これを理由にすることが、いちばん綺麗でしょうね」とも。「私は、今後の彼の活動を、嘘偽りなく応援します。彼にも、同じような気持ちを持って欲しいかな」とChage(61)に呼びかけた。

 この日はチャゲアスが40年前に「ひとり咲き」でデビューした日。デビュー30周年の2009年に無期限活動休止を発表し、2013年1月に8月に復活ライブを行い、活動を再開すると一度は発表するも、6月にASKAに一過性脳虚血症の疑いがあり、静養が必要と診断されたとして復活ライブは中止に。翌2014年にはASKAの事件をきっかけに、デュオ解散を報じられたこともあった。それでも、解散はせず、活動休止状態が続いていた。

 現在、ソロ歌手として活動しているASKAは12月の京都公演を皮切りに、来年2月の神奈川公演まで続く12公演の全国ツアー「billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-」の開催も決まっている。

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