加藤浩次 吉本興業・大崎会長ときょう夕方に会談へ 上層部刷新なければ「会社辞めること伝える」

[ 2019年7月23日 09:10 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が23日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動を受けて、吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日に開いた会見について言及。きょう23日夕方に同社の大崎洋会長と会談することを明かした。

 加藤は前日22日の放送で、大崎洋会長と岡本社長のツートップ体制について「若手は怖がっている。みんな我慢してきた」と風通しの悪さがあったと断罪。上層部刷新を求め、「この経営陣が変わらないなら俺は辞める」と退社も辞さない姿勢を示しが、岡本社長は自身の処分については「50%の減俸を1年間続ける」として辞任を否定し、「まずは自分が変わらなければならない」としていた。

 加藤は「きょう、大崎会長と話すんですけど。本当は昨日(22日)に話し合いをしようと思ってたんですけど、会見が長くなってしまって時間がなかったので、夕方に話をすることになってるんですけど」と明言。「『取締役が変わらない限り、会社を辞める』ってきのう言ったんで、その旨を伝えようと思う」とし、「自身の今後については「芸能界でどうなるのかは、それから」と語った。

 前日は顔を赤らめ、厳しい口調で会社の古い体質を批判し、変化を求めていた加藤。社長の会見を注視していたというが「そこの中に、熱いものを感じなかったですし、沸き上がる思い、『やっぱり辞めるって言った俺が悪かった。会社を何とかしたい』っていうのが全くなかった」と振り返った。前日の熱さから一転、この日は「ずっと冷めてる状態」だといい、「『(会社が)変わらなければいけない』って言ったことは間違ってなかったって確信に変わっただけ」と淡々とした表情で話した。

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2019年7月23日のニュース