近藤春菜 相方はるかとも今後を相談 吉本社長会見に「希望一つもない」「冗談じゃない」

[ 2019年7月23日 09:05 ]

「ハリセンボン」近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(36)が23日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動を受けて、吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日に開いた会見について言及した。

 MCのお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)は「なんでこんなグダグダなんだと思った。途中から2時間半ぐらいたってからか、『こういう笑いもあるんだ』と教えられてるのかなと。あのパターンの笑いは見たことがなかった。びっくりした」と話すと、近藤も「もう一回やるつもりなんですかね?」と疑問の声を挙げた。

 さらに「私も見てて気持ちがジェットコースターのようにいろいろ変わったというか。とにかく不安にもなりましたし。憤りも感じましたし、悲しさも感じました。私たちが声を挙げたことが何も響いてないんだっていう事もありました、希望が一つも見えなくて」とやるせない思いを口に。

 岡本社長は、記者からの質問に終始歯切れの悪い回答を連発していたが、近藤は「一つも的を得た答えが返ってこない」とバッサリ。「そいういう会話もちゃんとできない中で、じゃあ6000人いる芸人とどうやって向き合って話していくのよと。そういう不安にもなりましたし、『冗談だよ』って言われたら、“何なのっ?冗談で済まされること?”というか。芸人側は冗談をまじめに和ませることをまじめに仕事にしてやってきているわけですよ。その時点で冗談じゃないですよって」とまくし立てた。

 それでも「岡本社長も冗談って難しいなって実感されたと思うんですよ」とも話し「真面目に冗談やって笑わせてお金を生むって、本当に大変なことだと感じてもらえたと思うので、その芸人に対する評価って言うのをちゃんとして頂きたい」と訴えた。

 相方の箕輪はるか(39)とも会見の様子を見ていたというが「本当にどうしようか?ちゃんとこれからのことも話さないといけないね」と会話を交わしたことを明かした。「今、自分たちもレギュラー番組をやらせていただいたり、現場で頑張ってくれるマネジャーさんとの関係、絆もある。見てる方には簡単に『辞めろよ』って言う方もいるかもしれないけど、やっぱり私たちの中にも複雑な、いろんなものがあって…。5900人の芸人が例えば辞めるとなったときに、劇場だけでやっている芸人たちはどうなっていくのとか、そこで不安で、辞めたいと思っても辞められなかったり。ここで残って頑張っていこうと思っても、でもトップがこうならこのままちゃんと進んでいけないんじゃないかって思ったり。とにかく昨日の会見では、不安しかなかったですね」と複雑な胸の内を明かしていた。

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2019年7月23日のニュース