宮迫が涙の謝罪会見 芸能界引退は否定「お役に立てることがいつかは…」

[ 2019年7月20日 15:41 ]

会見冒頭で謝罪の言葉を述べる宮迫(左)右は田村亮(撮影・荻原 浩人)
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 事務所を通さない“闇営業”を反社会勢力との間で行った問題で、吉本興業からの契約解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が20日、都内で、同じく無期限謹慎処分となっているお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)とともに、謝罪会見を開いた。問題が発覚した6月以来、関係者が会見を開くのは初めて。

 宮迫は「今日、こういった会見の場を、この機会を与えていただき、皆さまにお集まりいただいたのは、何よりも詐欺の被害に遭われた被害者の方々、そのご家族、親族の方々にとんでもない不快な辛い思いをさせてしまっていることをお詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。

 会見中には目に涙を浮かべて「今回の件で後輩にも迷惑を掛けてしまった。全ては僕のせいです」と反省。ギャラについて「お車代程度だろうと思い“もらってないでいいだろう”と入江くんに言いました。他のメンバーにも“もらってないと言うといてくれ”と入江くんに指示しました。会社にもそういっておいてくれと指示を出しました」と、自身が入江や後輩に指示したと明かした。

 会見で芸能界引退については「何度も引退について考えた。僕はこの世界でやったことしかありません。この世界で学んだことしかありません。僕のようなものでもお役に立てるようなことが、いつかはあると思うので」と否定した。

 宮迫については、吉本興業が19日に書面を通じ「弊社所属の宮迫博之(雨上がり決死隊)について、本日7月19日付でマネジメント契約を解消しました」と報告。会見を行う予定はないとしていたが、この日、宮迫と田村がそろって、自身のツイッターで会見を開くと発表。さらに、2人の連名でマスコミ各社に文書を送信し「我々自らの言葉で、事実のご説明と謝罪の意を表する機会をいただければと思い、会見を実施する運びとなりました」と説明していた。

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