玉川徹氏 パトカー“幅寄せ”動画に「小役人の小さな権力に基づいた嫌がらせって一番格好悪い」

[ 2019年7月12日 12:48 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が12日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。警視庁のパトカーが首都高でバイクに対し“幅寄せ”ともとれるような運転をする様子などを撮ったドライブレコーダーの映像について言及した。

 番組では、バイクの運転手によるドライブレコーダーの映像を検証。映像では、午前零時ごろ、バイクが枝川出口付近でパトカーを追い抜こうとした瞬間、パトカーがウインカーを一瞬出しただけで幅寄せともとれるような方法で車線を変更。拡声器で「てめえ、ナメてんじゃねえぞ、こらあ」と罵声を浴びせ、バイクに追い越しをさせないようにパトカーは2車線にまたがる形で走行し「降りろ、もう高速。高速降りるまで抜かせねえかんな」と強い口調で命じた。そして、バイクだけを高速道路から降ろし、パトカーはそのまま高速道路を走り去った。

 司会の羽鳥慎一アナウンサー(48)が「この前、香川の丸亀署の署員がリサイクルショップに行って“立ち入り検査するぞ”って言ったのとちょっと似てる感じがしますね」と話すと、玉川氏は「似ていますね。あれは皿が割れてて“買い取りません”って(店員が)言ったら、“お前らが割ったんだろう”と。“割ったくせに買い取らないとはなんだ”って話」と同調。「自分の問題でムカついた時に、その自分の権力をもって嫌がらせをして、自分の優越的な地位で、自分の感情を収めようとするってことですよね、丸亀署は。今回のパトカーどっちか分かりません。もしかしたら自分がゆっくり走ってんのに、パトカーを抜いてくるとは何事なのかっていう感情なのか、それとも後ろにいるのが分からないで車線変更したら来たので“なんだコイツ”っていうただそれだけのムカつきなのか」と言い、「どっちにしても何らかのことで感情的にムカついたんですよね。小さな権力をかさにして嫌がらせをしたってこと。小役人の小さな権力に基づいた嫌がらせって一番格好悪いこと」と指摘した。さらに「何のためにパトロールしているんだろう、警視庁。これちゃんと答える義務がありますよ」と強い口調で話した。

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2019年7月12日のニュース