将棋の王将戦で大阪王将が“勝負メシ”提供 「復活のフェニックス炒飯」など

[ 2019年7月5日 12:19 ]

これが特別メニューの5品(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)を特別協賛するイートアンド株式会社は5日、都内で会見し、18日に始まる2次予選と9月下旬スタートの挑戦者決定リーグの数局で同社の特別メニューを棋士に提供すると発表した。

 特別メニューは「大胆不敵な生姜焼き炒飯」「完全無欠のゴールデン炒飯」「魅惑の肉あんかけニラ玉炒飯」「覚醒のネギ豚炒飯」「復活のフェニックス炒飯」の5品。

 まずは18日の2次予選開幕戦、佐藤康光九段(49)―藤井聡太七段(16)戦を対象に、対局の行われる東京・渋谷区の将棋会館にキッチンカーを派遣して昼食に対応する。前日までに注文を受け、当日はキッチンカー内で調理し、直接届けるシステム。餃子など他のメニューも受け付けるという。

 会見に出席した渡辺明王将(35)は「最近、棋士が何を食べるかが多く採りあげられている。対局者の注文するメニューに思いをはせながら進行を見守りたい」とあいさつ。すでに5品とも試食済みで「『復活のフェニックス炒飯』が棋士の好みではないかと思う」と予想した。

 創業50周年を記念して王将戦を特別協賛するイートアンドは棋士への食事提供の他、8月には東京・御徒町店と大阪・道頓堀本店で将棋大会や棋士トークショーなどを開催。秋には渡辺王将と里見香奈女流王将(27)の記念対局も予定している。

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