窪田正孝主演 月9「ラジハ」最終回は最高13・8%で有終 4年ぶり4期連続平均2桁

[ 2019年6月18日 09:00 ]

フジテレビ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」で主演した窪田正孝
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 俳優の窪田正孝(30)が“月9”ドラマ初主演を務めるフジテレビ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(月曜後9・00)の最終回が17日に放送され、平均視聴率が13・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。最終回でこれまでの最高を更新し、有終の美を飾った。全11話の期間平均は12・1%だった。

 初回は12・7%で好スタート。第2話=12・3%、第3話=11・5%と2桁維持。第4話で9・1%と一度は2桁割れをするも、第5話ですぐに10・8%と回復。その後も第6話=13・2%、第7話=11・4%、第8話=13・3%、第9話=11・5%、第10話=13・3%と終盤で番組最高を記録するなど、盛り上がりを見せていた。同枠でドラマ後半に番組最高(2桁以上)をマークしたのは、最終回に16・4%を記録した2017年7月期「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」以来。

 また、昨年7月期「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の平均10・6%、同10期「SUITS/スーツ」の平均10・8%、今年1月期「トレース~科捜研の男~」の平均10・7%に続き、4期連続の期間平均2桁を記録。4期連続での期間平均2桁は、14年7月期「HERO」、同10月期「信長協奏曲」、15年1月期「デート~恋とはどんなものかしら~」、15年4月期「ようこそ、わが家」以来4年ぶり。人気ドラマ枠の復活を印象付けた。

 原作は青年誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック(原作・横幕智裕、漫画・モリタイシ)。主人公の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)らが患者の“視えない病”を見つけ出し、命を救う姿を描いた。脚本は同局「好きな人がいること」「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」などの大北はるか氏。演出は「29歳のクリスマス」「王様のレストラン」「ショムニ」や映画「HERO」「マスカレード・ホテル」など数々のヒット作を生んだ鈴木雅之監督ら。

 窪田のほかに、放射線科医でヒロインの甘春杏(あまかす・あん)を演じた本田翼(26)をはじめ、広瀬アリス(24)、遠藤憲一(57)、山口紗弥加(39)、浅野和之(65)、和久井映見(48)、浜野謙太(37)、丸山智己(44)、矢野聖人(27)らが出演した。

 最終回では世界一の技師を目指すため唯織が米国に旅立ったが、エンドロールが終わると、機内にいる唯織の姿とともに「特別編 2時間SP 6月24日月曜よる9時」のテロップが表示され、インターネット上にはファンから歓喜の声が相次いだ。

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2019年6月18日のニュース