不倫謝罪の原田龍二 舞台「サザエさん」マスオ役を降板「作品と役柄の持つイメージにそぐわない」

[ 2019年6月5日 18:00 ]

原田龍二
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 5月30日発売の「週刊文春」で複数の女性ファンとの不倫を報じられ、同31日の会見で事実を認めて謝罪した俳優の原田龍二(48)がフグ田マスオ役で出演予定だった舞台「サザエさん」(東京・明治座、9月3~17日)を降板した。5日、舞台の公式サイトで発表された。作品と役柄の持つイメージにそぐわないのが理由。代役は俳優の葛山信吾(47)が務める。

 主催のフジテレビと明治座は「この度の原田龍二さんの報道を受け、主催者として作品と役柄の持つイメージにそぐわないと判断し、所属事務所と協議の上、原田龍二さんの降板を決定いたしました」と理由を説明した。

 金曜MCを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)などは継続も、今週初めに予定されていた子供向け番組のフジテレビ「でんじろうのTHE実験」(日曜後8・00)へのゲスト出演は取りやめ。原田は謝罪会見で「こんなバカな自分に仕事を頂けるのであれば、誰よりも一生懸命やります」と語っていたが、ファミリー層向けの舞台「サザエさん」への出演は厳しかった。

 今年10月にアニメ放送開始50周年を迎えることを記念し、女優の藤原紀香(47)主演で舞台化。フネ役は高橋恵子(64)波平役は松平健(65)カツオ役は荒牧慶彦(29)タラオ役は大平峻也(25)ワカメ役は乃木坂46秋元真夏(25)と日向坂46齊藤京子(21)のダブルキャスト、タマ役は酒井敏也(60)が演じる。アニメから10年後を描く。

 福岡公演は博多座(9月28日~10月13日)で上演される。脚本・演出は人気劇団「ONEOR8(ワン・オア・エイト)」を主宰し、藤山直美(60)主演の舞台「おもろい女」などの演出も手掛ける気鋭の田村孝裕氏(43)。

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2019年6月5日のニュース