AKB48、商業施設でイベント ゆきりん発案「もっとみんなに見てもらうために」

[ 2019年6月1日 15:37 ]

柏市でイベントを行ったAKB48。左から倉野尾成美、柏木由紀、込山榛香、小栗有以、岡田奈々、向井地美音
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 AKB48が1日、千葉・柏市の商業施設セブンパーク・アリオでイベント「梅雨を吹き飛ばせ AKB48スペシャルイベント」を開催した。イベントには柏木由紀(27)向井地美音(21)岡田奈々(21)込山榛香(20)小栗有以(17)倉野尾成美(18)と、選抜経験者6人が出演。3000人が訪れたミニライブでは、「ポニーテールとシュシュ」「365日の紙飛行機」など、ファン以外にもなじみの深い楽曲を中心に、5曲を披露した。

 イベントの発案者は柏木だったという。「握手会への行き方が分からないという方もいて、コンサートも年に何度もできない。AKBの中で、パフォーマンスと握手会というのは大事な部分なので、もっとみんなに見てもらうためにどうしたらいいかと思っていたんです」。もともとアイドルファンで、ショッピングモールでのアイドルイベントにも足を運んでいたこともあり、「たまたまお買い物に来た方にも見てもらえるのでは」と、草の根活動の理由を説明した。

 この日は屋外会場で、ファン以外も気軽に鑑賞できる環境とあって、買い物客も足を止めていた。柏木の狙いはピタリと的中した。

 6月は例年、選抜総選挙に向け、毎週末のように握手会が開催される時期でもある。今年は選抜総選挙が開催されないということもあり、メンバーとファンとが会える機会も減っていた。AKB48グループ総監督に就任した向井地は「選挙がない6月を迎えるのは、私も初めてで不思議な感じです。でも、今のAKBは競い合うより、みんなで一つになって楽しむことが大事。そんなイベントを夏にもやりたい」と希望を口にした。

 ファンからのリクエストも多かったという。柏木は「ファンの方からも『(選挙の)代わりになることをして下さい』とお願いされたりするんです。選挙ほどの大きなイベントにはならないかもしれないけど、今までやっていなかったことを地道にやっていきたい」と語った。

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