古市憲寿氏 東京五輪チケット申し込み殺到に疑問「なんでオリンピックだと?」

[ 2019年5月11日 12:28 ]

 社会学者の古市憲寿氏(34)が11日放送のテレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。東京五輪チケット申し込み殺到に「なんでオリンピックだと見るんですか?」と疑問を投げかけた。

 この1週間で話題になったニュースをランキング形式で取り上げる同番組で、東京五輪の観戦チケット申し込みが開始されたニュースを取り上げた。

 司会のタレントの中居正広(46)から「古市さんはオリンピックは何をご覧に?」と話を振られると、古市氏は「見ないですけど」とキッパリ。「何でみんな、普段見ないスポーツまで見るんですか?陸上とかも走り幅跳びまで普段見ないですよね?地域大会とか見ているわけじゃないですよね?県大会とかまで応援している人がオリンピックまで見るのはわかるんですけど、普段見てないのになんでオリンピックだと見るんですか?」と矢継ぎ早に疑問を投げかけた。

 これに、中居は「確かに、サッカーも国内リーグは毎試合毎試合見ないけど、W杯になってしまうとみてしまう心理は分からなくもない」と見解を示すと、古市氏は「あれ、どうしてなんですか?普段から応援してないですよね」と首をひねった。

 中居は国中が熱狂するのは「日本が一丸となって体の大きいチームと戦うのがいい」とコメント。元NHKの柳澤秀夫氏(65)は「オリンピックって4年に1度って言うけど、考えてみたら一生に1度かもしれない。いろいろ理屈を考えても、オリンピックだからっていう結論になる」と解説を加えた。

 それでも、古市氏は「そんなに凄いんですか、オリンピック」と納得いかず。東京五輪も「友達が出たら応援してますけど、今回は分からないんで。だって、知らない人なんで。道歩いていて、通りすがった人を応援しない。知らない人のことに、今のところ、感情移入できない」と続けた。

 番組アシスタントの同局の島本真衣アナウンサー(35)から「東京で開催されるんですよ」との問いかけにも、古市氏は「東京に住んでますけど、別に東京でしょ?」とバッサリ。最後は、中居も「ご自由にどうぞ」と投げだした。

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2019年5月11日のニュース