羽生九段 獲得賞金・対局料2年ぶりトップ 藤井七段はトップ10入りならず

[ 2019年2月7日 15:18 ]

羽生善治九段
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 日本将棋連盟は7日、2018年の獲得賞金・対局料ベスト10を発表した。羽生善治九段(48)が、7552万円で2年ぶりのトップに返り咲いた。2位は佐藤天彦名人(31)で5999万円、3位は前年1位の渡辺明棋王(34)で5119万円だった。

 タイトル戦で賞金最高額の竜王戦は例年、前年の賞金が反映される。17年の竜王戦では挑戦者の羽生が渡辺を破り、タイトルを奪取していた。現在のタイトル保持者は7人おり、2位から8位を占めた。王将戦7番勝負で現在、渡辺の挑戦を受けている久保利明王将(43)は7位だった。

 昨年朝日杯オープン戦、新人王戦で優勝した藤井聡太七段(16)の初のトップ10入りはならなかった。

 10位までの賞金・対局料は以下の通り(カッコ内は17年順位)。

 1位 羽生善治九段 7552万円(3位)

 2位 佐藤天彦名人 5999万円(2位)

 3位 渡辺明棋王 5119万円(1位)

 4位 豊島将之王位・棋聖 4722万円(12位)

 5位 広瀬章人竜王 2802万円(18位)

 6位 高見泰地叡王 2636万円(63位)

 7位 久保利明王将 2598万円(4位)

 8位 斎藤慎太郎王座 2393万円(13位)

 9位 菅井竜也七段 2193万円(7位)

 10位 深浦康市九段 2189万円(19位)

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2019年2月7日のニュース