新井浩文という男 深酒で「オラオラ系」に豹変 普段は若手まとめ役 モットーは「死ぬまで映画俳優」

[ 2019年2月2日 05:30 ]

新井浩文容疑者逮捕

強制性交の疑いで逮捕された新井浩文容疑者
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 新井は「死んだ目ができる俳優」として悪役を中心にアクの強い脇役を多く任され、演技派として知られる。

 目つきが悪く見えるせいか、バラエティー番組では「年4回くらい職質(職務質問)されている」と自虐的に明かしたこともあった。一癖ある役柄や悪役が多いが、プライベートは周囲への気遣いを忘れず、紳士的と評判。俳優の友人も多く「若手俳優のまとめ役」(映画関係者)。俳優仲間たちと東京都世田谷区や新宿区で飲み歩く姿がたびたび目撃されている。外国人が多く集まる多国籍バーにも好んでよく行くという。

 酒豪でもあり、20代の時には花見で隣り合わせた自衛隊員たちと飲み比べになって、一升瓶を飲み干したことも。深酒をすると「言葉遣いが強くなってオラオラ系になる」(知人)と豹変(ひょうへん)するという。女性にモテることでも知られ、女優の池脇千鶴(37)や二階堂ふみ(24)夏帆(27)らと浮名を流してきた。麻雀とパチンコが好きで、インスタグラムではギャンブルに興じている姿をたびたび投稿している。

 青森の高校を中退後、19歳で上京。東京・恵比寿の居酒屋で荒戸源次郎監督(享年70)と偶然居合わせ「俳優になりたい」と、熱い思いを訴えて役者の道に。複数の俳優や女優の付き人となって演技を学んだ。

 「死ぬまで映画俳優」がモットー。若いころは高倉健さん(享年83)のまねをして、撮影中は座らずにずっと立ったままというこだわりも見せた。16年には映画「百円の恋」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。ドラマでも活躍し、15年にTBS「下町ロケット」、16年にNHK大河「真田丸」にも出演し、実力派として高く評価されてきた。

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