タッキー社長 いきなり剛腕、Snow Manメンバー改編 3人加入

[ 2019年1月17日 04:00 ]

滝沢秀明氏プロデュースのコンサートに出演するSixTONES(左から)田中樹、高地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎
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 昨年で芸能界を引退し裏方に転身した滝沢秀明氏(36)の新会社「ジャニーズアイランド」が発足したことが16日、分かった。

 新会社はジャニーズ事務所の関連会社で、ジャニーズJr.のプロデュースと今後の新人発掘が主要業務。滝沢氏は社長に就任した。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が会長を務める。

 実質的な活動初日となったこの日、滝沢氏は都内で、できたての名刺を配り報道陣に応対。さっそく3月に横浜アリーナで「SixTONES(ストーンズ)」「Snow Man」「Travis Japan」のJr.3ユニットによる横浜アリーナでの単独コンサートを行い、演出すると発表した。

 自身が出演しないコンサートの演出は初めて。昨年ジャニー氏がプロデュースした公演を引き継ぐ形となるが「ジャニーさんはコンサートだけでビックリしてくれない」と独自色を濃く出していく。

 その1番手が、6人組だったSnow Manに新メンバー3人を加入させる改編だ。同ユニットは平均年齢が25歳を超えるが、それより大幅に若い中学3年の村上真都(まいと)ラウール(15)を大抜てき。滝沢氏は昨年12月のディナーショーで「気になる無名のJr.」の存在を公言。その一人が村上であることを明かし「雰囲気がある。踊ってて輝いてる」と秘蔵っ子の魅力を熱弁した。増員は「“新しい風を吹かせたい”というグループの希望」だったと話し「彼らも(村上への思いが)同じだった。だったら、と、ジャニーさんと相談して加入を決めた」と説明した。ほか関西ジャニーズJr.の向井康二(24)、宇宙Sixの目黒蓮(21)が兼任で加入。3月24日の横浜アリーナ公演がお披露目となる。

 就任早々剛腕さく裂のタッキー社長。Jr.専門のグッズショップや新たなネット番組設立への準備も進めている。「今年1年いろいろ仕掛けていきたい」と予告した。

 ≪Jr.ユニット人事権も≫新会社は、従来ジャニー氏が一手に手掛けていた分野を業務とする。「デビュー前の子たちに時代に合わせた多様な活躍の場を設けたい」と滝沢氏。Jr.全員の悲願である「CDデビュー」という目標は尊重し「そこに持っていってあげたい」と話す。デビューの決定権はジャニーズ事務所のメリー藤島、ジュリー藤島の両副社長にあるが「連携して育成にあたる」と強調した。Jr.ユニットの人事権は「基本的に任せてくれている」と、すでに滝沢氏へ移行しつつあり「ファンの思いを最優先にしたい」と話す。またグループの命名権は「まだジャニーさん」とした。

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