先勝の渡辺明棋王「スタートとしては良かった」 王将戦第1局一夜明け

[ 2019年1月16日 05:30 ]

熱戦から一夜明け、対局の舞台となった掛川城を指さし笑顔の渡辺棋王(撮影・村上 大輔)
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 将棋の第68期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第1局に勝利した挑戦者の渡辺明棋王(34)が一夜明けた15日、対局場となった静岡県掛川市の掛川城付近を散策した。

 4年ぶりの掛川対局はこれで4戦全勝となり、愛着も増した様子。天守閣を写真に収めたり、案内板に目を通すなどリラックスした様子で「掛川にも王将戦にも、久しぶりに戻ってきたと実感する」と笑みを浮かべた。わずかに有利とされる先手番で、久保利明王将(43)に先勝。「スタートとしては良かった。後手番でも勝てないとリードできない。日が空くのでしっかり作戦を立てたい」と意気込んだ。第2局は26、27日に大阪府高槻市の「山水館」で指される。

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