【週刊文春コメント全文】日テレ“イッテQ疑惑否定”に「証言を得ている」

[ 2018年11月8日 18:00 ]

日本テレビ社屋
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 週刊文春は8日、日本テレビが「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)の企画でっち上げ疑惑記事に関する見解を発表したことを受けて、新たなコメントを公開した。

 コメント全文は以下の通り。

 日本テレビが発表した見解によれば、「番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」とのことです。

 しかし、「イッテQ!」のエンドロールに、「海外コーディネーション」としてクレジットされているM社の社長は、「週刊文春」の取材に対し、ラオス「橋祭り」を自ら企画したことを認めています。また、タイ人スタッフから、セットの設営はM社からの依頼によるものだとの証言を得ています。さらに、「賞金」についても、M社社長は参加者の少年たちへの「協力費」名目で金銭の支払いを認めており、少年たちからは「賞金」や自転車などを受け取ったとの証言を得ています。

 したがって、番組で放送されたラオス「橋祭り」が、これまでラオス・ビエンチャンの同地で開催されたことはなく、「イッテQ!」放送のために、番組サイドが企画、セットの設置にかかわって作られたものであることは、11月8日発売号の記事で報じた通りと考えています。

「週刊文春」編集部

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