たけし ジュリーと興行主の関係性に言及「売れちゃうと昔のことを思い出す」

[ 2018年10月20日 23:17 ]

ビートたけし
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 タレントのビートたけし(71)が29日、自身がMCを務めるTBS系のニュース番組「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(土曜後10・00)に出演。17日のさいたまスーパーアリーナ公演を「動員に関する契約上の問題」でドタキャンした歌手の沢田研二(70)について言及した。

 たけしは自身の経験を踏まえつつ「俺らみたいに前座からやって、1人とか2人の前でやったりしてヒドい目にあったけど、そういうことあるから、売れてくるとだんだんてんぐになってきて『客少ねえじゃね〜か』とかやるよね」とコメント。売れるにつれ、次第に増長してしまう人も少なからずいることを明かした。

 さらに、たけしは「どうしても昔の恨みつらみっていうか、楽屋の弁当から始まって。ショーの興行師の扱いなんか、売れてない時は『バカ、もっとやれ』『コノヤロー』とか言われたのが、(売れると)『ご飯おいしいですか』みたいに手のひらを返してくる。(いかに)売れるか売れないかが大事かっていう」独自の視点を盛り込みつつ、興行主と出演者との関係性にも切り込んだ。

 たけしは沢田の立場を思いやりつつ「ジュリーだってそれ(手のひら返し)を経験しているわけだから。これはね〜、売れちゃうと昔のことを思い出す。思い出したくない嫌さなんだよね。たまらない」と持論を述べた。

 そんな中でたけしは「(沢田に)タイガースやってほしいなって思うもんね。岸部一徳のベースで」と、60年代後半から70年代初めにかけて一世を風靡(び)したグループ・サウンズの形で沢田が歌う姿を熱望していた。

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