吉岡里帆「もうちょっと反応しろタコ!」 ド派手宣伝カーで台風一過の渋谷登場

[ 2018年10月1日 12:12 ]

映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」公開トークイベントに登場した吉岡里帆
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 俳優の阿部サダヲ(48)が1日、東京・渋谷の109前で行われた映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(監督三木聡、10月12日公開)の公開トークイベントに、女優の吉岡里帆(25)千葉雄大(29)とサプライズ登壇。登壇者は直前まで非公開の厳戒態勢のイベントながら、宣伝カーでド派手に3人が登場すると、多くの通行人が足を止め、歓声を上げた。

 渋谷のど真ん中でのイベントとあって、阿部は「ないですないです、初めて。昨日、台風だったから、絶対中止だなと思ってたんです。こんなに晴れると思わなくて。油断してました、アハハハッ」とまさかの晴天でのイベントに苦笑。吉岡は「人が多くて。なんか笑っちゃいますね」とニッコリ。千葉も「来ますよ!って言ってなかったのに、足を止めてくれる人がこんなにいるってびっくりしました」と笑顔を見せた。

 作品かけて、最近、○○しろタコ!って思ったことは?と聞かれた阿部は家電量販店の店員の思わぬ勘違いを告白。「察しろタコ!ってことですよね?家電量販店で中国人店員の方が中国語で話しかけてきたんです。俺、日本人だぜ!って。中国人だと思われてたんです。だって、中国語はわからないですから、日本語で話しかけたら、日本人の店員さんが来た」とエピソードを明かした。

 吉岡は「ついさっきなんですけど…」と切り出し、「宣伝カー派手じゃないですか?誰一人、振り向いてくれないので、もうちょっと反応しろタコ!って。こんな派手なのになって」と苦笑。阿部が「意外と僕たち、気付いてほしいんだよね」と同調すると、吉岡も「意外と気付いてほしいんです」とうなずき、笑わせた。

 映画は“声帯ドーピング”により驚異の歌声を持つ世界的ロックスター・シン(阿部)と、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)の正反対の2人を中心に展開するハイテンション・ロック・コメディー。阿部は「最近、原作物が多い。完全オリジナル脚本で監督が7年ぐらいかけて作った作品なんです。こんなロックなことはない。笑いもありますけど、ストレートなメッセージも入っているので、ロックだぜ!ってところを見てほしい」。吉岡も「ずっとふざけてるなタコって。ふざけてるってほめ言葉。頭から終わりまでふざけ倒す映画ってなかなかないのかなって。全力でふざけ倒してるので皆さんの心を笑いで包んでくれるんじゃないかなって思う」とそれぞれPRしていた。

 終了後は、3人は再び宣伝カーに乗って退場。通行人に笑顔で手を振っていた。イベントには、映画の応援隊長のお笑いコンビ「アルコ&ピース」も登壇した。

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