テレ朝会長 「おっさんずラブ」続編に意欲「期待に応えたい」

[ 2018年9月25日 14:15 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の早河洋会長兼CEO(74)が25日、東京・六本木で行われた定例社長会見に出席。番組終了後も人気を博している田中圭(33)主演の4月クールの連続ドラマ「おっさんずラブ」の続編について「期待にお応えしたい」と話した。

 早河会長は「DVDの予約がテレ朝のドラマ最高になっており、最終回の見逃し配信が139万回、累計は633万回を記録しております」と同作の反響を報告。「若い女性の視聴が多くて、ユーザー全体の8割を締めています。オフィシャルグッズの発行部数も16万5000部。『おっさんずラブ展』前売り券、即完売という盛況」と絶好調であることを明かし、「視聴率は必ずしも4%で成功とは言えないが、配信、DVD、出版と好成績で、『金曜ナイトドラマ』に加えて、『土曜ナイトドラマ』を設置した目的を十二分に発揮してくれた。続編への要望も多数寄せられていて、その期待に応えたいと思っています」とした。

 さらに、作品の魅力については「シナリオがイヤミがない。3人の熱演。真剣なラブストーリーになっているのは相当な技量、表現力が必要だったと思う。よく頑張ってくれた」と語った早河会長。「土曜ナイトドラマはもともと10%とか15%を取ろうと思ってやったわけではなく、動画配信に転用できるような枠にしようと思って作ったドラマがそういう成果を生んだのは手応えとしてあった。もういいよとか言わず、もっとやろうという意向を持っている」とし、続編や映画化についても「もちろんです」と前のめりだった。

 「おっさんずラブ」はモテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)が、乙女心を秘める会社上司の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)とイケメンでドSの会社後輩・牧凌太(林遣都)の2人の同性に告白されるなど、おっさん同士のピュアな恋心を描いた作品。設定の斬新さもあり、放送開始当初からツイッターの世界トレンド1位になるなど、大きな話題を呼んだ。

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2018年9月25日のニュース