嵐・二宮和也主演「ブラックペアン」SNS続編希望の声殺到「またどこかでお会いしましょう!」

[ 2018年6月24日 22:25 ]

「ブラックペアン」に出演する竹内涼真(左)と葵わかな
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 嵐の二宮和也(35)が主演を務めたTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)は24日、15分拡大スペシャルで最終回(第10話)を迎えた。“ブラックペアン”(真っ黒なペアン=止血用鉗子)の真実が明らかになり、感動秘話に涙する視聴者が続出。エンドロールの後に「3か月間、本当にありがとうございました!!またどこかでお会いしましょう!」とテロップが表示されたため、インターネット上には続編への期待が高まった。

 原作は、医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描いた。

 二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を“怪演”。ダークヒーローぶりが話題を呼び、新境地を開拓した。

 SNS上には“ロス現象”が広がり「続編希望」「続編もしくは映画化求む」「season2でもスペシャルドラマでも映画でも何でもいいから、是非続編を」などの声が殺到。最終回のラスト、渡海が東城大を去ったため「数年後…医者不足に悩む田舎の小さな病院で働く渡海先生、みたいな続編妄想しながら今夜は寝ることにする」「渡海先生と世良先生(竹内涼真)の師弟関係その後とか、渡海先生と猫田さん(趣里)の関係その後とか、西崎教授(市川猿之助)のその後とか、いろいろ気になる」などの書き込みが相次いだ。

 「続編や映画化の構想は?」というスポニチアネックスの取材に対し、同局の伊與田英徳プロデューサーは「『ブラックペアン』シリーズは『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』と、あと2つ原作があるので、もちろん何かできたらいいなとプロデューサーとして思うのは事実です。ただ、残る原作2作に渡海は登場しないので」と言及している。

 となると、渡海の部分はオリジナル展開も期待されるが、伊與田氏は「今回、最終回の台本は“最終回”とはしておらず“10話”としてあるんです」と打ち明けた。通常、台本の表紙には最終回と書くことが多いという。「10話としてあるのは、何かできたらいいなという僕1人の勝手な思いです。プロジェクトとしての動きは全くありませんが、それぐらい、僕としては愛情のある作品です」と個人的な気持ちを吐露。“第11話”として続編や映画化が実現するのか、注目される。

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2018年6月24日のニュース